Chernobyl Medical Fund Newsletter (2)

 8月20日 NPO法人認証の経過報告

 昨年9月、菅谷、北和田、千原の3人が松本市でミーティングを持ちました。
 内容は、第1回ベラルーシ医療支援(平成14年7月実施)の反省と今後の支援体制のあり方についてでした。
その結果、本医療基金は医療支援のみを行い、支援者の方々より労力や資金を援助していただけるかぎり、地道な活動を継続していくことを話し合いました。
 このような基金の活動の継続のためには、ベラルーシを訪問する医療支援者等に経済的負担を掛けてはいけないこと(第1回ベラルーシ医療支援では、菅谷は旅費等個人負担、北和田、千原の旅費は(株)カタログハウスより支援)、また、さまざまな立場の人が支援活動に関わっていただくために、活動の目的や内容等が明確な団体であること、ついては、全国の多くの支援者の大事なお金がいかに有効に使われたかを、いつでも見ていただけるよう公開にすることなどを具体化する必要があるという点で意見が一致しました。
 これらのことから本基金のNPO法人化を決定し、菅谷、北和田、千原の3人が法人設立者となり、平成14年10月、長野NPOセンターの市川氏にNPO申請の相談に伺いました。
 その後、15年1月までに3人で何回かの打合せを行い、NPO法人の趣旨、目的、規約、事業計画等を作成いたしました。
 15年3月21日には法人の理事7名と、第1回ベラルーシ医療支援でお手伝いをいただいた慶応大学医学部の学生4名の参加もいただき、松本市でNPO法人設立総会を開催させていただきました。
 3月21日〜4月下旬にかけて申請書類を揃え、長野NPOセンターにて修正、手直し等のアドバイスをいただき、5月12日に長野県NPO活動推進室に認証申請しました。
 8月12日付で、長野県より「特定非営利活動法人チェルノブイリ医療基金」の認証書が届き、8月20日に法務局に法人登記申請をしました(法人成立日は8月20日)。
 8月25日、法務局より登記終了通知がありNPO法人がスタートいたしました。
 10月12日にはNPO法人チェルノブイリ医療基金の初理事会及び社員総会を開催し、第2回ベラルーシ医療支援の活動報告ならびにNPO法人認証経過報告及び事務所移転(松本市丸の内8番1号から松本市大手3丁目5番12号へ)の承認をいただきました。
 認証を受けました「NPO法人チェルノブイリ医療基金」の設立趣旨は別紙1のとおりです。
 また目的及び事業は別紙2、役員は別紙3のとおりです。なお、武田正一郎氏、塚越寛氏、斎藤隆氏の3名の方に顧問になっていただきました。
(千原 幹司 記)




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