小児感染対策マニュアル

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こどもの医療に携わる感染対策の専門家がまとめた

小児感染対策マニュアル

商品コード 47769
編著 五十嵐 隆(日本小児総合医療施設協議会 会長、国立研究開発法人
     国立成育医療研究センター 理事長)/監
日本小児総合医療施設協議会 小児感染管理ネットワーク/編
判型 B5判
発行日 2015年12月
ページ 316頁
定価(税込) ¥4,536
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内容

●子どもの感染対策のすべてを凝縮した1冊!

 子どもは保護者の助けを必要とし、病気についての理解も不十分であることから、その感染対策は成人と比べより難しくなり、成人と同じ方法で対応できないケースも数多く起こります。また、「子どもの権利条約」などを参考に、子どもの人権に配慮した対応が求められます。
 本書は、こうした現状をもとに、日本全国の子ども感染対策の専門家が、子どもの感染対策のために必要な体制づくり、子どもの感染対策に関する基礎知識、小児感染症のアウトブレイク対策、各施設・部門ごとの具体的な対応など、個々の現場で必要な内容を多くの図表を用いてわかりやすく具体的にまとめた、初の書籍です。医療施設に限らず、子どもと関係する施設にとって、感染症対策は常に大きな位置を占めている問題です。最新かつ適切な感染対策を実施するための実務書として、ぜひ本書をご活用ください。

<本書のポイント>
◆小児感染対策のエビデンスとベストプラクティスをまとめています。
◆子どもの医療に携わる感染対策の専門家が総力を上げて、最新の知見にもとづいて具体的でわかりやすくまとめています。
◆子どものケアを行う病院、クリニック、薬局などの各施設で感染対策を担当している医療関係者におすすめです。
◆市区町村や保育園などで公衆衛生に取り組む感染対策の担当者にも参考となる内容です。

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目次

1章 小児感染対策の体制
 1.1 小児感染対策の特殊性
 1.2 小児病院における感染対策体制
 1.3 大学病院の中での小児感染対策担当者
 1.4 市中病院の中での小児病棟
 1.5 クリニックでの感染対策
 1.6 地域連携
 1.7 JACHRI 小児感染対策ネットワーク
 1.8 感染対策とコストの問題

2章 小児感染対策の基礎知識
 2.1 標準予防策
 2.2 感染経路別予防策
 2.3 血管内カテーテル関連血流感染予防
 2.4 カテーテル関連尿路感染予防
 2.5 人工呼吸器関連肺炎予防
 2.6 手術部位感染予防
 2.7 感染症サーベイランス
 2.8 抗菌薬管理プログラム
 2.9 微生物検査(検体の出し方)
 2.10 予防接種
 2.11 RSウイルス感染症の化学予防
 2.12 医療従事者への予防接種・抗体価管理
 2.13 針刺し後の血液,体液曝露予防
 2.14 職員が感染症を発症した場合の対応
 2.15 海外からの受診者

3章 小児伝染性疾患
 3.1 麻疹
 3.2 風疹,先天性風疹症候群
 3.3 水痘、帯状疱疹
 3.4 流行性耳下腺炎
 3.5 百日咳
 3.6 インフルエンザ
 3.6 流行性角結膜炎
 3.7 結核
 3.8 クロストリジウム・ディフィシル感染症
 3.9 曝露後予防(麻疹,水痘,百日咳,インフルエンザ,侵襲性髄膜炎菌感染症)

4章 アウトブレイク時の対応
 4.1 感染症の集団発生時の対応(院内での危機管理・保健所への届出)
 4.2 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(新生児室)
 4.3 RSウイルス
 4.4 アタマジラミ,疥癬
 4.5 ノロウイルス,ロタウイルス
 4.6 耐性グラム陰性桿菌

5章 小児感染対策の実践
 5.1 小児救急・入院・外泊時のトリアージ
 5.2 隔離時に気をつけること
 5.3 面会
 5.4 子どもと親への指導・説明
 5.5 おもちゃ・プレイルームの管理
 5.6 点滴の管理
 5.7 栄養物品管理
 5.8 おむつの管理 
 5.9 リネンの管理
 5.10 環境整備

6章 部門別の感染対策
 6.1 新生児集中治療室(NICU)
 6.2 産科病棟の中の新生児室
 6.3 産科病棟
 6.4 小児集中治療室(PICU)
 6.5 無菌室(クリーンルーム)
 6.6 手術室
 6.7 外来部門(ERを含む)
 6.8 院内学級
 6.9 院内保育所
 6.10 重症心身障害児の病棟管理
 6.11 療育
 6.12 在宅
 6.13 薬剤部門
 6.14 栄養管理部門
 6.15 放射線部門
 6.16 検査部門
 6.17 リハビリテーション部門
 6.18 アニマルセラピー(ファシリティドッグを中心に)

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序文

「小児感染対策マニュアル」の発刊に際して

 小児医療は様々なsubspecialty から成り立っています。これまで小児医療の現場では,感染症患者への対応が極めて重要な位置を占めてきました。しかしながら,現在では以前に比べて様々な予防接種がわが国に導入され定期接種に採用された結果,予防接種で予防できる感染症に罹患する患者が減少してきています。ただし,予防できない小児の感染症は現在でも少なくなく,新たな感染症もみられるようになってきています。さらに,わが国の過去の予防接種体制の不備がもたらした結果として,先進諸国では減少している感染症が依然としてわが国でみられている状況にあります。そのため,わが国の現在の小児医療にとって感染症対策は依然として大きな位置を占めています。さらに,適切な感染対策を行うことは医療施設にとってリスクマネジメントの重要な根幹の一つになっています。
 この度,国立成育医療研究センター生体防御系内科部感染症科の宮入 烈 医長が中心になって,日本小児医療総合医療施設協議会(JACHRI)に加盟している医療施設の小児科や感染症科で日々感染症患者の診療をされている医師が協力して執筆した「小児感染対策マニュアル」が刊行されました。本書は小児感染対策のために必要な体制整備,小児感染対策に関する基礎的事項,小児感染症のアウトブレイク対策,小児感染管理における技術的対応,医療施設内における各部署での感染管理について,最新の臨床エビデンスに基づいて,極めて具体的に丁寧に記載されています。その意味で,本書は小児を外来や入院にて診療する施設にとっての感染症対策を中心に記載したわが国初の極めてユニークな書籍といえると思います。また,本書では適切でわかりやすい図表が多数用いられていて,読者の理解を深めるために役立っています。さらに,比較的最近に発表された内外の重要な参考文献が過不足なく記載されていることも親切な配慮と考えます。
 小児感染症患者を診療する医療施設の医師,看護師,薬剤師が本書を御一読戴き,日々の診療に是非とも役立てて戴きたく思います。

平成27 年9 月

日本小児総合医療施設協議会 会長
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター理事長
五十嵐 隆
 

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