最悪に備えよ

最悪に備えよ

医薬品および他の医療関連危機を予測し回避または管理する

商品コード 44553
編著 杉森 裕樹、大神 英一、山本 美智子、折井 孝男、中山 健夫/監訳
判型 B5判
発行日 2013年5月
ページ 256頁
定価 ¥4,950(税込)
在庫

facebook twitter

カートに入れる

  • 内容
  • 目次
  • 関連商品

内容

●医薬品の危機管理に役立つ1冊!

医薬品に関する問題の発生、感染症のアウトブレイク、ワクチン接種に伴う副反応など、健康に直結する問題は国民の関心も高く、マスコミの扱いも大きくなります。
本書は、世界保健機関(WHO)の協力機関である、医薬品監視の国際組織「ウプサラ・モニタリングセンター」による「Expecting the Worst」第2版の日本語版で、医薬品に何らかの問題が生じた際、製薬企業や規制当局が、誰とどのようにコミュニケーションを図りながら迅速かつ適切に対応していくか、リスクコミュニケーションの考え方と実践について、さまざまな健康に関する危機事例をもとに解説しています。医療機関の安全管理・広報担当者にも役立つ1冊です。

▲ページの先頭へ

目次

第1章 最悪の事態に備えよ

第2章 行動:計画のための枠組み

第3章 危機管理とは何か
3.1 危機の定義
3.2 危機管理の定義
3.3 企業の目標

第4章 危機管理のための一般モデルおよび理論
4.1 危機管理サイクル
4.2 障害復旧
4.3 危機管理モデル

第5章 危機管理計画
5.1 危機への事前準備
5.2 戦略的危機計画立案チームを設置する
5.3 情報を収集する
5.4 一般的リスク評価を完成させる
5.5 脆弱性に対処し、リスクを減らすための計画を立てる
5.6 危機を宣言する閾値(threshold)を定義する戦術的危機管理チームを設置する
5.7 戦術的危機管理チームを設置する
5.8 役割、責任および資源の定義
5.9 戦術的危機管理チーム
5.10 連絡網と組織図
5.11 危機に備えた文化を奨励する
5.12 計画を公表し、トレーニングを行う
5.13 テスト、見直しおよび訓練

第6章 リスク評価とリスク管理
6.1 リスクとリスク評価の定義
6.2 リスクの概念
6.3 リスク分析
6.4 リスク管理

第7章 クライシスコミュニケーション
7.1 コミュニケーション技法
7.2 最良の方法
7.3 医薬品の安全性におけるリスクと不確実性を伝達する
7.4 クライシスコミュニケーション計画
7.5 応答の質
7.6 聴衆
7.7 方法

第8章 予防とワクチン問題への対応
8.1 ワクチンとワクチン問題が他の医療問題とどのように異なるか
8.2 ワクチンに関する特殊性とその問題に対する対応法
8.3 ワクチンは非難されるものなのか
8.4 世界的サポート
8.5 問題解決に向けて
8.6 ワクチン問題の事例研究

第9章 典型的な危機:発生初日

付録
1A.ケーススタディ:閉経後ホルモン補充療法(HRT)
1B.ケーススタディ:危機管理計画における利害関係者間の協力
2.ケーススタディ:グリベンクラミド混入事件
3.ケーススタディ:ダイエット製品への添加物混入
4.豚インフルエンザ:危機管理の検討
5.危機管理ガイドラインの見本例
6.危機の根本原因
7.利害関係者
8.メディア向け広報窓口(Media Relations)および報道窓口に関する注釈
9.ソーシャルメディア活用のケーススタディ
10.効果的なコミュニケーションと聴衆の心理についての注釈
11.参考文献
12.電子媒体・書籍など、その他の情報源


 

▲ページの先頭へ


関連商品

  • 医薬品の開発と生産 レギュラトリーサイエンスの基礎

▲ページの先頭へ