Chernobyl Medical Fund Newsletter
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モーズリ 現地の医師達で検診

小川良子さんからのレポート

 9月25日、26日のモーズリ市の甲状腺検診の結果をお知らせいたします。
 9月に検診を行う理由は、子供たちが、夏休みが終わり大勢集まるからということでしたが、残念なことに、中学高校生は40人ほどしかいませんでした。
 受診者207人のうち、約4分の1が再検査。あとは「ゾーラチカ」ではじめて検診を受ける人たちでした。
9月27日(月)に、モーズリ市役所のアルチヨメンコさんに検診の結果を伝えたところ、市役所は何も知らされていなかったとのことでした。今までは、地元のラジオ、新聞で住民に知らせていました。
 今回は住民への連絡が不十分で、「偶然に知った」という人が多かったにもかかわらず、207人の住民の方が集まり、26日(日)の終了時間になってからも人が集まってきましたが、一応予定通り打ちきって帰りました。
 アルチヨメンコさんには、もし今後も検診が行われる場合は、看護師1人応援に来ていただいて、記録もモズィリ側にお渡しして、役立たせていただきたいとお願いしました。
 Dr.タッチヒンと、Dr.トウール・ゲンナジーの両氏から「自分たちはいつもスゲノヤさんを応援しています。力いっぱい頑張って欲しい」という言葉を、スゲノヤさんに伝えて下さいとお願いされました。

モーズリ検診風景


          



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