Chernobyl Medical Fund Newsletter (11)


追 記

◎ 帰国後、本基金の連絡事務所の武田正一郎氏とこれからの医療協力体制について相談いたしました。その結果、医療基金の業務をより一層円滑かつ効率的に遂行するため、機能分担を目的とし、11月中旬、松本市に事務局を開設しました。どうぞご了承下さいますようお願い申しあげます。
  当面は、北和田修介氏(長野県立こども病院臨床検査科)と千原幹司氏(中日本メディカルリンク(株))にご協力をあおぎ、順次体制固めをしていくことにしました。お二人とも医療関係者ですので、従来にも増して的確かつ有効な国際医療支援がひろがっていくものと確信しています。
  住所:長野県松本市丸の内8−1
     中日本メディカルリンク(株)内3F
  なお今後、電話やFAX・Eメール等の交信網を整備する予定です。
◎ 当基金の医療協力支援の最終目標は、現地の医療者や医療機関の自立自助の達成にあります。その念願のひとつが、先日かなえられました。今号の山口裕之氏からの報告にもありますように、ゴメリ州立ガンセンターの医師らによる汚染地域住民の対する甲状腺検診がスタートしました。緩徐ではありますが、着実に前進していく姿を支援者の皆々様と喜びたいと思います。
◎ 来年は、また新たな動きが顔をだす気配であります。はっきりしましたら次号でお知らせします。どうか暖かなご声援よろしくお願い致します。なお基金への募金は、お気持ちだけで結構でございます。決してご無理なさらないで下さい。ささやかでもこの支援を継続することに重点を置きたいと考えています。
◎“金がなくても心豊かな生活を”というあこがれのキャッチフレーズがようやく日の目を見る世の中が戻ってきたようです。
  来年もどうかご健康でお過ごし下さいますよう祈念しております。



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