(3)9.10.:バーブシカ(おばあちゃん)のリンゴの木;病院への出勤途中、見上げるほど背の高いリンゴの木を撮影していたところ、バーブシカが出てきた。私はロシア語がわからないと言ったのに、彼女は構わず語り出した。理解できたのは、”この木が40年以上も経っている”ことだけであった。人なつこそうなバーブシカは、多分、いつかリンゴを食べにおいでと言ってくれたかもしれない。