調剤と情報 2020年2月号(Vol.26 No.2)
【特集】社会に生きる認知症の人のためにできること
商品コード |
94341 |
編著 |
日本薬剤師会/監修 じほう/編 |
判型 |
A4変型判 |
発行日 |
2020年2月 |
ページ |
130頁 |
定価 |
¥1,700 +税 |
在庫 |
|
内容
2019年6月、認知症になるのを遅らせる「予防」と、認知症の人が暮らしやすい社会を目指す「共生」を両輪とした認知症施策推進大綱が取りまとめられた。時を同じくして認知症基本法案が衆議院に提出されるなど、現在、認知症施策の推進に向けた動きが活発化している。
本特集では、認知症施策の動向や抗認知症薬の特徴、また薬学管理のポイントといった薬剤師として押さえておきたい基本的な知識をおさらいするとともに、すでに認知症に関する取り組みをおこなっている薬局や薬剤師会の事例を紹介します。
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目次
●特集 社会に生きる認知症の人のためにできること
◆認知症基本法が目指すものと薬局への期待
宮島俊彦
◆認知症の種類とBPSD
古田 光
◆抗認知症薬の使い分けとBPSDに対する薬物治療
古田 光
◆認知症の人への薬学管理と支援のポイント
谷古宇 美佳
◆認知症の予防は可能か?
窪田 真人、吉崎 崇仁
◆認知症早期発見のための取り組み
後藤 惠子
Report
◆認知症対応の悩みは多職種で解決
─外来でも、在宅でも地域連携の強化を
◆薬剤師が認知症に気づき、治療に繋げるために
─東京都薬剤師認知症対応力向上研修(東京都薬剤師会)
Interview
◆認知症本人の安心に繋がる薬局・薬剤師に
─私が期待する薬局薬剤師の役割
今月の話題 日本薬剤師会
処方・調剤・保険請求のQ&A 日本薬剤師会
『調剤と情報』座談会(後編)
これからの薬局に求められる慢性疾患の薬学的管理
豊田 義貞、豊見 敦、森 直樹、山本 雄一郎
新連載
帰ってきた 処方箋の“なぜ”を病態から推論する
セファランチンが1日30mg? 常用量の5 倍以上!
宇高 伸宜、岸田 直樹
新連載
第52回日本薬剤師会学術大会 ポスター紹介
エルネオパ®NF1号輸液に混注したインスリン残存率の経時変化の調査
矢野 莉子、他
薬剤師のための特別講義! 専門医が教える薬疹、薬剤性皮膚障害
扁平苔癬
野村 尚史
個別指導でなぜ怒られるのか? レセプト・薬歴から考える正しい保険調剤
レセプトを理解して日常業務を再点検!
入江 真理
現場の困った! にエキスパートが答える Q&A簡易懸濁法
石田 志朗、飯田 純一
全国各地の若手薬剤師をPick up 未来のリーダーたちよ、出てこいや!!
薬局・薬剤師の貢献度をエビデンスで示す
井上 彰夫
エビデンスがわかる! 小児のギモンQ&A
食物アレルギーは、どう検査すればいいの?
堀向 健太
今月のヒヤリ・ハッと・ホッとした話
澤田 康文
薬局発! 学会発表を行うための12ステップ
研究を始める─④介入研究 その2
岡田 浩
新薬くろ~ずあっぷ
ビレーズトリ™エアロスフィア®28吸入、56吸入
山根 律子
News & Topics
日本薬剤師研修センターだより
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次号案内
●特集 薬物療法の見直し・適正化へのロードマップ
アドヒアランスを改善し、薬物有害事象・過少医療を回避する!
◆薬物療法見直しの基本原則
◆療養環境に応じた薬物療法見直しのポイント
◆薬物療法見直しに求められるアセスメント
─ 高齢者総合機能評価とポリファーマシーを中心に
◆服用管理能力の評価と服薬支援
◆ケースでわかる! 患者モニタリングと薬物療法見直しの進め方
・NSAIDsや抗コリン薬、睡眠薬などを長期服用している在宅患者
・生活リズム、身体状況が変化した患者
・残薬がある、あるいはアドヒアランスの悪い患者
・複数医療機関からの処方を一元化した患者
・介護老人保健施設の入所患者
高齢者薬物療法の適正化を目的に、2018年5月に「高齢者の医薬品適正使用の指針」の総論編、2019年6月に各論編(療養環境別)がそれぞれ取りまとめられました。
本特集では薬物療法見直しの基本原則から、それに必要なアセスメントや服薬支援について解説します。また、外来・在宅のシチュエーションでよくある症例を取り上げ、実際にモニタリングや薬物療法の見直しを進めるにあたっての考え方もご紹介します!
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