調剤と情報 2020年3月号(Vol.26 No.4)
【特集】薬物療法の見直し・適正化へのロードマップ
アドヒアランスを改善し、薬物有害事象・過少医療を回避する!
商品コード |
94342 |
編著 |
日本薬剤師会/監修 じほう/編 |
判型 |
A4変型判 |
発行日 |
2020年3月 |
ページ |
130頁 |
定価 |
¥1,700 +税 |
在庫 |
|
内容
●特集 薬物療法の見直し・適正化へのロードマップ
アドヒアランスを改善し、薬物有害事象・過少医療を回避する!
高齢者薬物療法の適正化を目的に、2018年5月に「高齢者の医薬品適正使用の指針」の総論編、2019年6月に各論編(療養環境別)がそれぞれ取りまとめられた。
本特集では薬物療法見直しの基本原則から、それに必要なアセスメントや服薬支援について解説。また、外来・在宅のシチュエーションでよくある症例を取り上げ、実際にモニタリングや薬物療法の見直しを進めるにあたっての考え方も紹介しています。
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目次
●特集 薬物療法の見直し・適正化へのロードマップ
アドヒアランスを改善し、薬物有害事象・過少医療を回避する!
◆薬物療法見直しの基本原則
水上勝義
◆療養環境に応じた薬物療法見直しのポイント
仲井培雄
◆薬物療法見直しに求められるアセスメント
─薬剤師による評価
服部ゆかり、小島太郎
◆服薬環境に対する薬学的な観点からのアプローチ
加藤雅斗、溝神文博
ケースでわかる! 患者モニタリングと薬物療法見直しの進め方
◆ベンゾジアゼピン系薬剤を長期服用している高齢在宅患者
髙瀬義昌
◆生活リズムが変化した患者
榊原幹夫
◆残薬がある、あるいはアドヒアランスの悪い患者
金澤幸江
◆複数の医療機関からの処方を一元化した患者
那須いずみ
◆介護老人保健施設の入所患者
丸岡弘治
今月の話題 日本薬剤師会
処方・調剤・保険請求のQ&A 日本薬剤師会
聞いてみよう薬剤師の知りたいこと
薬剤師が押さえておきたい蕁麻疹治療
千貫祐子
帰ってきた処方箋の“なぜ”を病態から推論する
精神科・小児科で出たナゾの漢方処方の意図は?
宇高伸宜、岸田直樹
薬剤師のための特別講義!専門医が教える薬疹、薬剤性皮膚障害
固定薬疹
水川良子
個別指導でなぜ怒られるのか? レセプト・薬歴から考える正しい保険調剤
留意事項通知に引用される文書たち
入江真理
現場の困った!にエキスパートが答える Q&A簡易懸濁法
清水忠、天野学
全国各地の若手薬剤師をPick up 未来のリーダーたちよ、出てこいや!!
ジェネラリスト薬剤師になって、処方適正化に貢献
─在宅医の信頼できるパートナーに
三谷徳昭
エビデンスがわかる!小児のギモンQ&A
食物アレルギーの治療は“除去”だけですか?
堀向健太
今月のヒヤリ・ハッと・ホッとした話
澤田康文
薬局発!学会発表を行うための12ステップ
プロトコールを作る・倫理審査を受ける その1
鈴木渉太
新薬くろ~ずあっぷ
コラランⓇ錠2.5mg、5mg、7.5mg
加藤隆児、井尻好雄、林哲也
Book Review
よくある疑問にサラリと答える! ここからはじめる抗凝固療法
News & Topics
日本薬剤師研修センターだより
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次号案内
●特集 薬局・薬剤師発の費用対効果評価とは?
安全性・有効性の、さらに一歩先
◆かかりつけ薬剤師・薬局の役割を経済的な視点で考える
◆キーワード別 薬局に求められる医療費適正化に向けた考え方
・後発品ポスト80%時代に薬剤師は何ができるのか
・在宅医療現場における薬剤師の役割と医療経済効果
・介護老人保健施設での減薬の試み─質を保ってクスリを減らす
・ セルフメディケーション推進による医療経済効果とは?─OTCを中心に
◆薬局発のエビデンスづくり─ 現場からのアプローチ
◆フォーミュラリー作成のロードマップ
・病院発のフォーミュラリー
・地域フォーミュラリー
近年、薬局には調剤業務のエビデンスづくりが求められ、お薬手帳や薬歴を活かした一元的・継続的な服薬管理による重複投薬や相互作用の防止、残薬削減などが徐々に報告されてきており、それに伴う薬局の医療経済的な効果も話題に挙がるようになっています。
そこで本特集では、薬の安全性・有効性の次のステップとして、医療経済の視点から薬局に求められる調剤業務の考え方をキーワード別にご紹介するとともに、話題のフォーミュラリーなどについても取り上げます!
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