月刊薬事 2019年5月臨時増刊号(Vol.61 No.7)
病態と薬剤からわかる 水・電解質・酸塩基平衡
商品コード |
93560 |
編著 |
深川 雅史/編 |
判型 |
B5判 |
発行日 |
2019年5月 |
ページ |
256頁 |
定価 |
¥4,070(税込) |
在庫 |
|
内容
近年、薬剤師の病棟業務では、患者の病態を総合的に評価したうえでの安全で適切な治療支援が求められています。水・電解質・酸塩基平衡の理解を深めることは、患者の病態把握や薬剤を安全に使用するための必須知識であり、病棟での患者の変化に気づくための重要な鍵となります。
そこで本臨時増刊号では、腎生理の基本から臨床現場で問題となる水・電解質・酸塩基平衡異常の治療の考え方について解説します。
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目次
第1章 体液調節を理解する
1.体液の電解質組成とホメオスタシスの調節機構
2. 体液調節の評価に必要な情報
第2章 水電解質・酸塩基平衡異常の病態を理解する
1.Na濃度の異常
2.K濃度の異常
3.Ca、P、Mg濃度の異常
4.酸塩基平衡異常
第3章 輸液療法を理解する
1.輸液療法の基本
第4章 電解質異常を生じやすい患者と病態へのアプローチ
1.高齢者
2.妊婦
3.小児
4.慢性腎臓病、透析患者
5.糖尿病患者
6. 悪性腫瘍患者
7.心疾患(心不全、不整脈含む)
8.肝硬変患者
第5章 よくみかける症状と電解質異常
1.浮腫、脱水(熱中症含む)
2.嘔吐、下痢
3.高血圧(特に若年発症)
4.多尿、乏尿
5. 肥満、体重減少
第6章 緊急性の高い病態に伴う電解質異常へのアプローチ
1.急性腎障害
2.内分泌・代謝緊急症
3.急性中毒
4.電解質異常に伴う意識障害
第7章 電解質異常を生じやすい薬剤
1. 利尿薬
2. 降圧薬
3. 血糖降下薬
4. 骨粗鬆症治療薬
5. 抗腫瘍薬(免疫チェックポイント阻害薬含む)
6. 漢方薬
7.感染症治療薬
8. 最近話題になっている薬剤性電解質異常
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