薬局・薬剤師のための 在宅緩和ケアスタートアップガイド

調剤と情報 2016年6月臨時増刊号(Vol.22 No.8)

薬局・薬剤師のための 在宅緩和ケアスタートアップガイド

商品コード 94269
編著 編集:竹内 尚子(トライアドジャパン)
判型 A4変型判
発行日 2016年6月
ページ 128頁
定価 ¥2,420(税込)
在庫 品切れ

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内容

国の施策として在宅医療が推進される一方、在宅訪問に二の足を踏む薬局はいまだに多いのが現状です。その背景には、マンパワー不足など薬局の構造的な問題とともに,在宅業務に対して薬局薬剤師が抱く漠然とした不安があります。とくに麻薬の扱いや終末期患者への対応などが求められる在宅緩和ケアに対しては、第一歩を踏み出す難しさを感じている薬剤師は多いのではないでしょうか。
本臨時増刊号では、そんな薬局薬剤師の不安・疑問を解消するためのエッセンスを凝縮。痛みとは何か、疼痛マネジメントはどのように行うかといった基礎知識から、患者や家族とのコミュニケーション、他職種とのカンファレンスなど実践的な内容まで、押さえておくべきポイントを網羅しました。高齢化がますます進むなか、社会のニーズに応えたいあなたの背中を押してくれる一冊です。

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目次

◇基礎編

Ⅰ 在宅緩和ケアにおける臨床倫理 川村 和美 (シップヘルスケアファーマシー東日本)

Ⅱ 緩和ケアのキホン
 1.痛みの種類 月山 淑 (和歌山県立医科大学腫瘍センター緩和ケアセンター)

 2.痛みの評価法 安部 睦美 (松江市立病院緩和ケア・ペインクリニック科)

 3.WHO方式がん疼痛治療法 松坂 和正、武井 大輔、中村 益美(埼玉県立がんセンター薬剤部)

 4.疼痛緩和で使用される薬の特徴と注意点
4-1.医療用麻薬 中川 貴之 (京都大学医学部附属病院薬剤部)
4-2.非オピオイド鎮痛薬 直良 浩司 (島根大学医学部附属病院薬剤部)
4-3.鎮痛補助薬 天川 雅彦 (すずらん診療所)
4-4.在宅緩和ケアで使用される漢方薬―エビデンスに基づく漢方薬の使い方と注意点― 篠原 久仁子 (フローラ薬局)

 5.オピオイドスイッチングの実際 大里 真之輔、余宮 きのみ(埼玉県立がんセンター緩和ケア科)

Ⅲ 疼痛マネジメントのキホン
 1.タイトレーションとは 岡本 禎晃 (市立芦屋病院薬剤科)

 2.在宅緩和ケアにおけるレスキュー 長谷川 祐一 (薬局タローファーマシー)

 3.薬剤投与に用いられる機器―PCAポンプの基本― 奈良 健、山口 敦史(サン薬局在宅薬物治療支援部)

◇実践編

Ⅳ 在宅緩和ケアでの患者・家族の支援
 1.麻薬の適正使用
1-1.麻薬の交付・管理 萩田 均司 (つばめファーマシー)
1-2.服薬指導 高橋 眞生 (カネマタ薬局)

 2.患者対応のコツ
2-1.患者教育 坪川 浩実 (慶成薬局)
2-2.患者の観察のポイント 坂本 岳志 (あけぼの薬局)
2-3.バイタルサインの活用 井尾 和雄 (立川在宅ケアクリニック)
2-4.患者のメンタルケア 北村 佳久、鍛治園 誠、千堂 年昭(岡山大学病院薬剤部)

 3.家族の支援
3-1.患者・家族とのコミュニケーション 長富 範子 (ファーコス)
3-2.グリーフケア 齊藤 直裕 (ゆう薬局)

Ⅴ プラスで押さえておきたい 在宅緩和ケアのキーワード
 1.知っておきたい抗がん剤の副作用 大島 幹弘、荒木 博陽 (愛媛大学医学部附属病院薬剤部)

 2.在宅緩和ケアにおけるカンファレンスの重要性と実際 孫 尚孝 (ファーマシィ)

Ⅵ 知っておきたい仕組みと制度
 1.薬局での麻薬の取り扱い 長谷川 寛 (日本調剤)

 2.地域包括ケアと薬局の役割 串田 一樹 (昭和薬科大学)

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