東日本大震災における保健医療救護活動の記録と教訓
商品コード |
43860 |
編著 |
上原 鳴夫(東北大学名誉教授)/編著 |
判型 |
B5判 |
発行日 |
2012年12月 |
ページ |
208頁 |
定価 |
¥3,960(税込) |
在庫 |
|
内容
●被災地での保健医療救護活動を振り返り、教訓として活かすために
災害という混乱の中で、事前の備えがないことに対して迅速に対応するには困難があります。本書は、東日本大震災が発生した直後から現地で実際に救護活動を行った支援者らが、それぞれの立場から活動を振り返り、今後の教訓として反省点や改善のポイントなどをまとめた書籍です。
本書では、医療活動のほかにも行政(県・市)における災害対応、地元の保健師やボランティア団体による被災者支援など、災害支援に関わる活動を幅広く紹介しており、大規模災害への備えに役立つ1冊です。
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目次
・東日本大震災におけるDMAT活動の課題と今後の対応策
・緊急期における宮城県災害対策本部での医療活動調整業務(DMAT等)
・仙台医療センターにおける災害対応
・東北大学病院の医療救護活動と後方支援
・石巻港湾病院の緊急対応とその後の活動―法人ネットワークの役割と課題―
・女川町立病院の緊急対応と医療救護活動
・日本赤十字社における医療救護活動
・宮城県における保健衛生活動
・宮城県における医療救護チームの派遣調整
・宮城県における医薬品等の供給
・腎不全患者に対する救護支援活動
・静脈血栓塞栓症対策
・緊急期―救援期の情報支援および災害保健医療支援室の活動
・緊急期―救援期のロジスティクス支援
・被災地域の公衆衛生災害対策活動の支援と調整
・気仙沼市の医療救護活動
・気仙沼巡回療養支援隊の活動―非常時における在宅支援を通して―
・南三陸町の医療救護活動
・南三陸町の保健医療活動
・何でもやります隊ボランティア活動―被災者に寄り添う支援とは―
・災害救護に求められること―石巻圏合同救護チームからの提言―
・北上地区の災害活動―災害時の中枢機能などすべて喪失の中から―
・東部保健福祉事務所(石巻保健所)の災害対応
・災害支援ナースの活動
・石巻医療圏における医薬品供給
・石巻ダニバスターズ公衆衛生プロジェクト
・東松島市の災害対応活動
・岩沼市の災害医療保健活動
・大規模災害に対する保健医療の備え
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