病棟・カンファレンスでそのまま使える想定問答集151

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月刊薬事 2019年10月臨時増刊号(Vol.61 No.14)

病棟・カンファレンスでそのまま使える想定問答集151

医師・看護師のギモンに“的確”かつ“迅速”に答える!

商品コード 91301
編著 千堂 年昭/編集代表
村川 公央、西原 茂樹/編
判型 B5判
発行日 2019年10月
ページ 362頁
定価 ¥4,400(税込)
在庫 品切れ

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内容

病棟やカンファレンスなどで、薬剤師が医師・看護師から薬剤の投与可否や適切な投与方法・投与量、効果や副作用などについて質問を受ける機会がよくあります。エビデンスに鑑みた“的確な”回答を求められることはもちろんのこと、その場で回答が必要な“迅速さ”を求められる質問も少なからずあり、医師・看護師が薬物治療にあたってどのような疑問を抱くかを可能な範囲であらかじめ把握し、回答を用意しておくことは非常に有用といえます。
そこで本臨時増刊号では、薬剤師が医師・看護師から実際に受けることの多い151のQuestionを集めました。各Questionへの適切なAnswer(回答例)と、Answerに至るまでの考え方を、各領域のエキスパートが解説します。
 

 

※訂正情報

2020年1月17日

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目次

 第1章 循環器

【Q1】ニカルジピンの注射剤から経口剤への切り替えは、どのようにすればよいですか?
【Q2】すぐに血圧を下げたい。どうすればよいですか?
【Q3】不整脈に対してリドカインをどのように使えばよいのでしょうか?
【Q4】水分制限のある患者のため、アミオダロン注を3mg/mLの濃度で末梢静脈から投与してもよいですか? 
【Q5】冠攣縮性狭心症の発作時、硝酸薬はどのくらいの間隔で服用すればよいですか? 
【Q6】妊娠高血圧症候群にはどのように対応すればよいですか?
 
第2章 血液・凝固系
【Q7】抗凝固薬と抗血小板薬の術前休薬期間の目安を教えてください。
【Q8】サプリメントは術前に中止したほうがよいですか?
【Q9】ワルファリンからDOACへの切り替えは、どのようにすればよいですか?
【Q10】プラザキサを経管から投与したい。カプセルを開封して使用しても大丈夫ですか?
【Q11】抗血小板薬(アスピリン、クロピドグレル、プラスグレル)のPCI前の投与方法を教えてください。
【Q12】ワルファリン服用中、緑黄色野菜はどのくらいまでなら摂取しても大丈夫でしょうか?
【Q13】ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)患者には、どのように対応すればよいですか?
【Q14】ワルファリン作用を拮抗する目的でのメナテトレノン静注の投与量とPT-INRの測定タイミングを教えてください。
【Q15】ワルファリン投与時、PT-INRの目標値はどうすればよいですか? 
【Q16】ワルファリンからヘパリンへの切り替えはどうすればよいですか?
 
第3章 呼吸器
【Q17】DPIとpMDIは、どのように使い分ければよいですか?
【Q18】DPI製剤の肺への到達率は、吸入速度によって異なるのですか?
【Q19】ホクナリンテープは切って使用できますか?
【Q20】妊婦・授乳婦に使用可能な鎮咳薬はありますか?
 
第4章 消化器
【Q21】開腹術後の腸閉塞(イレウス)を予防したい。薬剤は何を使えばよいですか? 
【Q22】オクトレオチド注射液を静注することは可能ですか?
【Q23】ガベキサートメシル酸塩を2mg/mLで溶解して末梢から点滴する際、投与速度はどのくらいにすればよいですか?
【Q24】大腸全摘出手術後の下痢症状に、効果的な止瀉薬はありますか?
【Q25】センノシドを連日使用しても排便が得られません。次に何を使えばよいですか?
【Q26】整腸薬(生菌剤)は製剤ごとにどのような違いがありますか? 
【Q27】消化管移植片対宿主病(GVHD)の下痢症状に対する治療薬はありますか? 
【Q28】オメプラゾール注は単独投与が望ましいですか?
【Q29】メトクロプラミドが嘔気時で処方されています。どのくらいの間隔で服用してよいですか?
【Q30】エンシュア投与中にひどい下痢が現れています。どう対応すればよいですか? 
 
第5章 内分泌・代謝・免疫
【Q31】インスリンのバイアル製剤は、開封後いつまで使用できますか?
【Q32】インスリンはフィルターを通しても大丈夫ですか?
【Q33】食事が摂れていない場合、糖尿病薬はスキップしてよいですか?
【Q34】ヨード造影施行におけるビグアナイド系糖尿病薬の休薬の目安はありますか? 
【Q35】男性のタクロリムス、ミコフェノール酸モフェチル、シクロスポリンの服用は、妊娠に影響を及ぼしますか? 
【Q36】選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)の術前休薬期間の目安について教えてください。
【Q37】メトトレキサート(MTX)などの関節リウマチ治療薬では、術前休薬は必要ですか? 
【Q38】T3製剤とT4製剤の換算は、どのようにすればよいですか?
【Q39】プレドニゾロンを内服から静注に切り替えたいのですが、用量換算はどうしたらよいですか? 
【Q40】ステロイドパルスに最適なステロイドはどれですか?
【Q41】高カリウム血症にはどのように対応すればよいですか? 
【Q42】HBV再燃リスクのある薬剤にはどのようなものがありますか?
【Q43】HIVの患者に使用した針で針刺し事故を起こしてしまった! どのような対応が必要ですか? 
【Q44】高齢者に対して安全に使用できる糖尿病治療薬はどれですか?
【Q45】ビスホスホネート製剤は食後に飲んでもよいのでしょうか?
【Q46】アレンドロネートを毎週月曜日に服用していますが、飲み忘れてしまいました。これからはどう服用すればよいですか?
【Q47】免疫抑制薬服用中の柑橘類摂取の注意点を教えてください。 
【Q48】免疫抑制薬内服中にインフルエンザの予防接種は可能ですか? 
【Q49】シクロスポリン注射液から内服に切り替えたい。投与量、投与タイミングはどのようにすればよいですか?
【Q50】タクロリムスを内服から注射へと切り替える際、投与量の換算はどうすればよいですか?
 
第6章 精神・神経系
【Q51】レンドルミンで途中覚醒します。どう対応すればよいですか?
【Q52】肝機能障害がある患者に睡眠薬は何を使用したらよいですか?
【Q53】トリプタノールは、せん妄のリスクになりますか? そのほか、抗コリン作用の強い薬剤はありますか?
【Q54】デパケンR錠からデパケン細粒に切り替える際、用法・用量はどうすればよいですか? 
【Q55】経口アレビアチンからホストイン静注への切り替え時の用量は、どのように設定すればよいですか? 
【Q56】重症筋無力症の患者に適した睡眠薬はありますか? 
【Q57】処置や手術を控えた3歳の患者に鎮静をかけたい。最適な薬剤はどれですか? 
【Q58】リバスタッチパッチはMRI検査時に剥がさないといけませんか?
【Q59】低活動型せん妄にはどのような薬が効果的ですか?
【Q60】緑内障患者に使用できる睡眠薬はありますか?
【Q61】転倒・転落のリスクが低い睡眠薬はどれですか?
【Q62】睡眠薬への依存は、どのくらいの期間の使用から形成されますか?
【Q63】睡眠薬や抗精神病薬を妊娠・授乳中に服用すると、児に影響を及ぼしますか? 
【Q64】せん妄リスクの高い患者が「眠れない」とき、何かよい睡眠薬はありますか? 
【Q65】リドカインにアレルギーがあります。どの局所麻酔薬を使えばよいですか?
【Q66】牛乳アレルギーの患者に、プロポフォール注の投与は可能ですか?

第7章 眼・皮膚・口腔
【Q67】花粉症にはどの薬を使えばよいですか?
【Q68】点眼薬はコンタクトレンズをしたまま使用できますか? 
【Q69】複数の点眼薬が処方されている場合、点眼する順番はありますか?
【Q70】小児の緑内障には、どの点眼薬を使用すればよいですか?
【Q71】アトピー性皮膚炎で、患部に塗布する軟膏の量はどのくらいが適量ですか?
【Q72】ステロイド含有の外用剤を顔面の患部に塗布しても大丈夫ですか? 
【Q73】唾液分泌を抑えたい。何を使えばよいですか? 
 
第8章 がん
【Q74】口腔内乾燥が強く現れています。何か使える薬はありますか?
【Q75】がん化学療法中の唾液分泌を抑えたい。何を使えばよいですか? 
【Q76】口腔内にカンジダがみられます。 何か使える薬はありますか?
【Q77】抗がん薬治療中、体を動かすと吐き気を催す患者に何か使える薬はありますか?
【Q78】抗がん薬投与中に血管痛が発生。どのように対応すればよいですか? 
【Q79】抗がん薬が血管外漏出してしまいました。どう対応すればよいですか? 
【Q80】投与する際、遮光が必要な抗がん薬はありますか? 
【Q81】ベバシズマブ使用後に血圧が上昇しています。どのような降圧薬を使えばよいですか? 
【Q82】がん薬物療法・放射線療法による口内炎には、どの薬を使えばよいですか?
【Q83】G-CSF製剤は皮下投与と静脈内投与で効果に差がありますか?
【Q84】抗がん薬に起因する皮膚障害にはどの薬を使えばよいですか?
【Q85】抗がん薬投与後の末梢神経障害にはどの薬を使えばよいですか?
【Q86】抗がん薬投与後の味覚異常に対応できる薬はありますか?
【Q87】ベバシズマブは術前に休薬が必要ですか? また、術前休薬の目安はありますか?
【Q88】アルコール不耐症が疑われる患者へのパクリタキセル投与はどうすればよいですか?
【Q89】がん化学療法に伴う持続性吃逆へは、どのように対処すればよいですか?
【Q90】ゼローダの錠剤が大きくて飲みにくいと訴える患者。粉砕してもよいですか?
【Q91】アプレピタントを3日以上服用してもよいですか?
【Q92】イメンドカプセルが服用できない患者。カプセルを開封してもよいですか?
【Q93】アファチニブは食事の影響を受けますか? 
【Q94】パクリタキセル投与に適した輸液セットはありますか?
【Q95】前回のゲムシタビン投与時に血管痛が出た患者。今回は血管痛改善のために点滴速度を落とし、90分で投与してもよいですか?
【Q96】制吐薬を3剤併用していますが、悪心・嘔吐があります。どのように対応すればよいですか?
【Q97】抗がん薬投与中にインフュージョンリアクションを発症しました。どう対応すればよいですか?
【Q98】3日用フェンタニル貼付剤4.2mgからモルヒネ注へ変更したい。用法・用量の設定方法を教えてください。
【Q99】モルヒネを使用してもまだ痛みがある患者。ペンタゾシンやブプレノルフィンを投与してもよいですか?
【Q100】患者から「MSコンチン錠は大きくて飲みにくい」と言われました。半分にして調剤してもらえますか? 
【Q101】モルヒネ注とミダゾラム注は併用できますか? また、併用できる場合には配合変化は問題ありませんか? 
【Q102】ブプレノルフィン貼付剤の効果は貼付部位によって異なりますか?
 
第9章 感染症
【Q103】成人のバンコマイシンの初期投与量はどのように設計すればよいですか?
【Q104】β-ラクタム系抗菌薬にアレルギーがある患者に使える抗菌薬はありますか?
【Q105】レボフロキサシン点滴を30分で投与することは可能ですか? 
【Q106】注射用タゾバクタム・ピペラシリン(ゾシン)は注射用水に溶解可能ですか?
【Q107】感染性心内膜炎の予防では、どのような患者にどのような抗菌薬が使用されますか?
【Q108】経腸栄養剤を腸ろうから24時間持続投与している患者に対し、ボリコナゾールの経胃投与は可能ですか?
【Q109】イトラコナゾールをカプセルから内用液へと切り替える際の注意点を教えてください。
【Q110】肝機能低下患者にマクロライド系抗菌薬を投与する場合、用量調節が必要ですか?
【Q111】予防投与可能な抗インフルエンザ薬はどれですか?
【Q112】インフルエンザの予防接種後、肺炎球菌ワクチンの接種までにどのくらい期間を空ければよいですか? 
【Q113】腎機能低下患者に対するアミカシンの使用は、安全面で問題はありませんか?
【Q114】フィルターを使用せずに注射用アムホテリシンBリポソーム製剤を調製しましたが、大丈夫ですか? 
【Q115】バルプロ酸内服中のためカルバペネム系抗菌薬が使用できない場合、どのような抗菌薬が推奨されますか? 
【Q116】粘膜に使用できる消毒薬、創傷部位に使用できる消毒薬を教えてください。 
【Q117】開封または希釈した消毒薬の使用期限はいつまでですか?
【Q118】消毒用エタノールにアレルギーがある患者。代わりに何を使えばよいですか? 
【Q119】ST合剤が副作用のために使用できません。代替薬について教えてください。
【Q120】バンコマイシンやメロペネムといった抗菌薬の最少希釈液量について教えてください。
【Q121】腹水からMRSAが検出されました。どのように対応すればよいですか?
【Q122】フルオロキノロン系抗菌薬は、妊娠・授乳中の患者に対して安全に使用できますか?
 
第10章 鎮痛・消炎・アレルギー
【Q123】消化性潰瘍が起こりやすいNSAIDsは? また、NSAIDs潰瘍にはどのように対応すればよいですか?
【Q124】アセトアミノフェンはどのぐらいまで増量できるのでしょうか?
【Q125】アセトアミノフェンを大量に服用した患者が入院してきました。どう対応すればよいですか? 
【Q126】アセトアミノフェン静注液の投与量を減量した場合は、投与時間も減らせるのでしょうか? 
【Q127】プレガバリンを服用中に強い眠気が出ます。どう対応すればよいですか? 
【Q128】疼痛時にロキソプロフェン錠60mgを1錠頓用したが、3時間後も痛みが治まりません。追加投与してもよいですか? 
【Q129】NSAIDs過敏症のある患者に、使用できる鎮痛薬はありますか? 
【Q130】ピリンアレルギーの患者に使える鎮痛薬、使えない鎮痛薬を教えてください。 
【Q131】アスピリン喘息患者の疼痛コントロールに使用できる疼痛治療薬はどれですか?
【Q132】神経障害性疼痛に対して何を使えばよいですか?
【Q133】インフルエンザ時の解熱鎮痛薬として、何を選択すればよいですか?
【Q134】腎機能低下患者への鎮痛薬としてNSAIDsとアセトアミノフェンのどちらが推奨されますか?
【Q135】妊婦・授乳婦に使える鎮痛薬はありますか?
【Q136】抗ヒスタミン薬のなかで眠気が出にくいものを教えてください。
 
第11章 輸液・栄養
【Q137】アルブミン製剤はどれくらいの速度で投与すればよいですか? 
【Q138】グロブリン製剤のなかで抗サイトメガロウイルス抗体力価の高い製品はどれですか? 
【Q139】グロブリン製剤はどれくらいの速度で投与すればよいですか?
【Q140】500mLの輸液バッグに追加できる輸液量はどのくらいですか?
【Q141】輸液の外袋を開封してしまいました。このまま保管できますか? 
【Q142】フェジンを生食で希釈しましたが、問題はありますか?
【Q143】輸液フィルターの使用に注意が必要な薬剤はどれですか?
【Q144】高カロリー輸液投与中の患者に、側管から脂肪乳剤を投与してもよいですか? 
【Q145】KCL補正液を原液投与したい。どのように使用すればよいのでしょうか? 
【Q146】中心静脈栄養法(TPN)の長期投与患者について、気をつけるべきことはありますか? 
 
第12章 その他
【Q147】なかなか薬を飲んでくれない小児患者。何か良い方法はありますか? 
【Q148】小児に対する薬用量はどのように計算するのですか? 
【Q149】ヨード造影剤に対するアレルギー予防はどうすればよいですか? 
【Q150】患者から「薬が苦くて飲めない」と言われました。どうすればよいですか?
【Q151】血液透析で除去されにくい薬剤、除去されやすい薬剤と投与上の注意点を教えてください。
 

 

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