無理なく円滑な医療機器産業への参入のかたち
製販ドリブンモデル
商品コード |
46250 |
編著 |
一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ理事 柏野 聡彦/著
永井 良三(自治医科大学学長)/推薦 |
判型 |
A5判 |
発行日 |
2014年12月 |
ページ |
240頁 |
定価 |
¥3,520(税込) |
在庫 |
|
内容
安定成長の医療機器産業でものづくり技術を活かす!
実例からわかる円滑に進む事業化と難渋する事業化
医療機器メーカー必見、研究開発への投資を軽減しながら成長サイクルを回すこれからの医工連携
地域の医工連携を担うコーディネーター必携!
現在、わが国では経済政策の第三の矢である「成長戦略」において、日本経済を牽引する成長産業として健康・医療産業が位置づけられ、この後押しを受けて、多くのものづくり企業が医療機器産業に挑戦しようとする大潮流が生み出されていますが、ものづくり企業を中心とした医工連携の取り組みの多くは売上に結実する前に、開発当初には想定しなかったハードルの出現によって事業化の難航・中断を余儀なくされてきました。その要因のほとんどは「医療機器産業を知らなさすぎた」という、知識やノウハウが不足していたことよるものですが、医療機器産業に参入する前から必要な知識やノウハウを備えておくことは容易なことではありません。そこで本書ではモノづくり企業がどのように無理なく円滑に医療機器産業に参入し、これを自社の経営にどう生かしていくのか、また地域として医療機器産業をどう推進して地元経済の活性化につなげていくか、著者の豊富な経験をもとに実例を交えて「無理なく円滑な医療機器産業への参入のかたち」を解説しています。本書は、研究開発への投資を軽減しながら成長サイクルを回すこれからの医工連携モデルとして医療機器メーカーにとっても必見です。
このような方々へ)
・医療機器産業への参入を検討しているものづくり企業の方
・医療機器メーカーに従事されている方
・医療機器産業を推進する地域行政に従事されている方など
推薦の言葉)
医療機器開発は現場のニーズを知ることから始まる。過去20年間,わが国はこうした活動が十分でなかった。しかし,医療機器開発には多くのリスクがあり,長いプロセスを経なければならない。そのためには優れたガイドブックが必要である。
本書には,現実の課題を解決するためのノウハウがきめ細かく記述されている。これから医療機器開発に携わるすべての方に推薦したい。
自治医科大学 学長 永 井 良 三
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目次
Ⅰ 医工連携をめぐる環境
1. 医療機器産業の魅力と課題
2. 地域で活性化する医工連携活動
3. 全国の医工連携の基盤となる活動
4. 経済産業省―課題解決型医療機器等開発事業および医工連携事業化推進事業
Ⅱ 製販ドリブン型・医工連携モデル
1. 事業化が円滑に進む医工連携と難渋する医工連携
2. 事業化の成功率を高める医工連携のかたち
3. 製販ドリブンモデルの基本構造
4. 従来の医工連携モデルと製販ドリブンモデル
5. 製販ドリブンモデルのメリット
Ⅲ 製販ドリブンモデル実践に向けた基本的考え方
1. 製販企業の基本的考え方
2. マッチング(連携)の基本的考え方
3. コーディネータの基本的考え方
4. 公的資金の活用に関する基本的考え方
5. 研究開発テーマに関する基本的考え方
6. 公的資金に関する基本的考え方
7. 医工連携への活用が考えられる自治体等の支援策
Ⅳ 製販ドリブンモデルの実践(地域レベルの取り組み)
1. 本郷ツアー
2. 医工連携セミナー
3. 本郷展示会
4. 本郷展示会の事例紹介
5. 本郷展示会の出展企業
Ⅴ 製版ドリブンモデルの実践(全国レベルの取り組み)
1. 関東経済産業局の取り組み/本郷商談会「平成25年度医療機器・ものづくり商談会」
2. 「平成26年度 医療機器・ものづくり商談会」
3. MEDTECマッチングシステム
4. 地域レベルと全国レベルでのシステムの相互補完型・医工連携
Ⅵ 製販企業にとっての製販ドリブンモデル
1. 自力モデルから脱却し、連携モデルへ
2. 医工連携を通じて全国のものづくり企業に貢献
3. 製販企業は何件の研究開発を行うべきか
4. 研究開発マネジメントの高度化
Ⅶ ものづくり企業にとっての製販ドリブンモデル
1. 製販ドリブンモデルの位置づけ
2. 公的資金による研究開発ならではのポイント
3. ものづくり企業が得るものは何か
4. 収益の柱の獲得に向けて
資料編
医工連携に取り組むものづくり企業
ワンルック企業PR資料「写真リスト」
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