薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト 2019年版

薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト 2019年版

商品コード 51612
編著 一般社団法人 薬学教育協議会
病院・薬局実務実習近畿地区調整機構/監
日本病院薬剤師会近畿ブロック、
日本薬剤師会大阪・近畿ブロック/編
判型 A4判
発行日 2019年1月
ページ 288頁
定価(税込) ¥4,320
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内容

●近畿地区を中心に,薬学生および病院・薬局の実習担当薬剤師に長年にわたり利用され続ける実習テキスト

●改訂薬学教育モデル・コアカリキュラムに対応

発刊から20年にわたり近畿地区を中心に、全国の薬学生および病院・薬局の実習担当薬剤師に支持され続ける本書は、2019年版より改訂薬学教育モデル・コアカリキュラムに対応しました。第1章、2章、4章、5章では、到達目標(SBOs)、使用教材、学習事例のほか実務実習における重要な項目についてまとめています。第3章(薬物療法の実践)では、薬物療法へのかかわりを一連の流れとして捉えるために、薬局・病院別に代表的な8疾患の症例に沿って、患者情報の把握から処方設計と提案、薬物療法における効果と副作用の評価まで重要なポイントを解説しています。薬学生・指導者の両者が活用しやすい、現場に即した実習書です。

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目次

第1章 薬学臨床の基礎

【第1節 臨床における心構え】

【第2節 臨床実習の基礎】

第2章 処方せんに基づく調剤

【第1節 法令・規則等の理解と遵守】

【第2節 処方せんと疑義照会】

【第3節 処方せんに基づく医薬品の調製】

【第4節 患者・来局者応対、服薬指導、患者教育】

【第5節 医薬品の供給と管理】

【第6節 安全管理】

第3章 薬物療法の実践 

第4章 チーム医療への参画

【第1節 医療機関におけるチーム医療】

【第2節 地域におけるチーム医療】

第5章 地域の保健・医療・福祉への参画

【第1節 在宅(訪問)医療・介護への参画】

【第2節 地域保健(公衆衛生、学校薬剤師、啓発活動)への参画】

【第3節 プライマリケア、セルフメディケーションの実践】

【第4節 災害時医療と薬剤師】

 

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序文

医療技術の高度化、医薬分業をはじめとする医療の進展に伴い、医薬品の適正使用および薬害防止への社会的ニーズが変遷し薬剤師に求められる役割が高まりました。近年、学校教育法の一部改正(平成16年)により薬剤師養成のための薬学教育の修業年限が4年から6年となり、卒業の要件として病院および薬局での実務実習が必要となりました。そして、実習実施に必要な環境整備(認定実務実習指導薬剤師の養成、薬学共用試験の実施など)が施され、長期実務実習として病院11週間と薬局11週間の学習が実施されてきました。その後、薬学教育モデル・コアアリキュラムが改訂となり(以下、改訂コアカリ。平成25年)、それに準拠した大学の臨床準備教育および薬学実務実習を実施するための指針として「薬学実務実習に関するガイドライン」(以下、ガイドライン)が示されました(平成27年)。

 ガイドラインにおいて、実務実習は、実習開始までに薬学部で学んできた知識・技能・態度を基に臨床現場で「基本的な資質」の修得を目指し実践的な臨床対応能力を身に付ける参加・体験型学習と定義されています。また、薬局実習と病院実習の一貫性を図り効果的な実習とすることが求められています。近畿地区においては、これら求められる実習を実現し、より学習効果が高くなることを目指して薬局と病院の施設の連携強化(グループ化)の作業を2年以上にわたり行ってきました。すなわち、施設の特徴を活かした22週間の実習内容を構築するための協議を継続的に行っています。

 また、これからの実務実習においては学習の目標であり評価の基準となる概略評価を用います。学生諸君が学習によって得られた成長をより具体化して認識することが可能です。

 さて、今回の改革に限らずこれまでも学習効果の高い実習を目指して多くの関係者が努力してきました。その中で、実務実習に有用なテキストが期待され、本調整機構において1998年から「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を作成してきました。2010年には実務実習の長期化に伴い大幅な改訂を行いましたが、2019年度からの改訂コアカリに基づく実習に準拠するよう内容を全面的に見直し、新しい実習書として発行することにいたしました。これまでのテキストと同様、学生と指導者がともに利用しやすい実用的な内容・構成とする特徴を残した上で、今回のテキストを編纂する方針として、改訂コアカリの項目に従って編集したこと、代表的な疾患の症例や治療薬を示した上で薬物治療の理解を深められるように工夫したことが挙げられます。学生が医薬品情報および患者情報(症状、背景)に基づき薬物療法についての学習がしっかりできることを目指しました。執筆は、従来通り医療現場でご活躍されている先生方にお願いして実地に近い記述としました。

 本書の頁をめくっていただくと、項目ごとに目標や学習事例に続き実務実習において留意すべき記述が続きます。学生諸君はこのテキストを医療現場での学習に役立ててください。学生諸君や指導薬剤師の先生方が本書を利用することによって、実務実習が実り多きものとなるよう願っています。一方、このテキストは法律改正を含めて毎年改訂を続けています。学生諸君および指導者からのご指摘やご批判をお願いします。

 最後に、今回の改訂に際し、本調整機構テキスト小委員会(内田享弘委員長)ならびに2019年度版テキストワーキンググループの先生方にお礼申し上げるとともに、執筆および編集にご尽力いただいた諸先生方、近畿の薬剤師会、病院薬剤師会に感謝いたします。また、本書の出版にあたり労をとられた、大磯洋彦氏はじめ、株式会社じほうの諸氏にお礼申し上げます。

2019年1月

一般社団法人 薬学教育協議会

病院・薬局実務実習近畿地区調整機構

委員長 橋詰 勉

(京都薬科大学教授)

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