症例から考える代表的な8疾患 2022-23 -解答・解説付-

症例から考える代表的な8疾患 2022-23 -解答・解説付-

商品コード 54279
編著 一般社団法人 京都府薬剤師会/編
判型 B5判
発行日 2022年4月
ページ 560頁
定価 ¥5,060(税込)
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内容

●代表的な8疾患を症例から見る、読む、考える、教える
●「実務実習受入施設」「大学での臨床準備教育」における演習スタイルの学習に最適!
 
 
平成25年度に改訂された薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠した実務実習では、公平で幅広く参加・体験できる実習を目的として、全ての実習生がどの施設でも標準的な疾患について広く学べるよう代表的な8疾患が提示されました。
本書は、その代表的な8疾患の設問を考えることで、実践的な臨床対応能力を身に付けることができるようになっています。各章は、当該疾患にかかわる基礎問題と処方箋ベースの症例問題(CASE)で構成されており、実務実習受入施設における教材、大学での臨床準備教育などに活用できます。
 
※本書は「問題(冊子)」と「解答・解説(冊子)」がセットになった指導者向け商品です。
学生向けには問題(冊子)のみの 「症例から考える代表的な8疾患 2022-23」 [定価3,740円(本体3,400円+税10%) ISBN:978-4-8407-5426-2] をご利用ください。

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目次

CHAPTER 1 がん
CHAPTER 2 高血圧症
CHAPTER 3 糖尿病
CHAPTER 4 心疾患
CHAPTER 5 脳血管障害
CHAPTER 6 精神神経疾患
CHAPTER 7 免疫・アレルギー疾患
CHAPTER 8 感染症
付録1 地域医療(在宅、認知症、中毒など)
付録2 国試で解く8疾患
 

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書評

〈はじめに〉

京都府薬剤師会は平成22年4月に京都府病院薬剤師会と組織統合を行い、実務実習においても、薬局と病院が協力して事業を運営しています。現在、京都府では薬局と病院を組み合わせたグループ実習を実施し、大半の施設(あるいはグループ間)で成果発表会を開催するとともに、大学が中心となって薬局から病院への引継ぎ会を開催しています。また病院での成果発表会に薬局実習先の指導薬剤師が参加することで、学生の成長の跡を確認するとともに、実務実習の更なる充実に向けた意見交換を図れるシステムを構築してきました。
令和2年、令和3年度の実務実習は新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響を受け、実務実習も従前の実習とは異なる対応を余儀なくされました。そこで、京都府薬剤師会では大学と協力し、コロナウイルス感染の拡大防止に努めた取り組みをしてまいりました。例えば実習開始の2 週間前から学生の体調管理を記録し、実習が開始されてからは施設にて毎日の体温測定と健康状態を確認しました。手洗い・うがいの励行、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保を徹底し、マスクが品薄になった時期には、薬局から学生にマスクを配布しました。またPCR検査を希望される施設に対しては、大学が費用負担をすることで対応してきました。薬局実習での服薬指導では処方内容や既往歴を考慮し、患者を選択することで実務実習に支障が出ないように配慮しました。
一方、病院実習ではコロナ患者が入院している事情もあり、学生の病棟活動が縮小されたり、見学のみとなる施設も出てきました。これに対して、電子カルテを活用することで、一つ一つの症例に関する詳細な解析や、薬剤師が患者役となったロールプレイ、そして指導薬剤師からのフォローアップで対応しました。また講義に関してはWebを活用した自宅実習の実施と、課題に対する質疑応答、症例検討の時間を設け、密にならないような実習形態を確立しました。学生にはきめ細かい実習を通して、コロナ禍における医療者としての在り方や自覚を促す指導となり、薬剤師としてのスキルアップが図れる実習としました。
コロナ禍での実習において、指導薬剤師が一番頭を悩ましたことの一つに、課題の作成があります。病棟活動が縮小され、現場を見る機会が少なくなった学生に対し、医療現場の臨場感を伝える課題の作成は、現場の薬剤師にとって大きな負担となりました。その対応として、多くの施設で京都府薬剤師会が編集した「症例から考える代表的な8疾患」をご活用いただきました。
今回、第2版の発行から約2年が経過したのを機会に、新規医薬品を加えるなど更なる充実を図るため、本書も改訂を行うに至りました。
本書を有効に活用していただき、薬局と病院、そして大学が一層密接な連携を取ることで、充実した参加型実習を実施していただけることを期待しています。
最後になりましたが、本書の編集・出版にご尽力いただきました株式会社じほうに厚くお礼申し上げます。
 
2022年2月
一般社団法人 京都府薬剤師会
会長 河上 英治
 
 
〈2022-23発刊にあたり〉
京都府薬剤師会は平成22年4月に京都府病院薬剤師会と組織統合を行ったのを機会に、医療施設間における実習内容を平均化する目的で「実務実習指導例集」を発刊しました。また、2017年5月には改訂モデル・コアカリキュラムに対応した「症例から考える代表的な8疾患」の初版を、そして2019年9月には第2版を発行しましたが、多くの施設から好評のうちに約2年が経過しました。この間、がん領域を中心に新規医薬品が数多く登場し、また治療ガイドラインが改訂されたものもあり、本書もこれら医療現場の実情を反映させるため改訂することとしました。
主な改訂点は、汎用されている新規医薬品の症例を追加、最新の治療ガイドラインを反映した症例の提示、在宅医療症例の充実、そして実務実習で学んだ知識を身近に感じるため、直近5年間の薬剤師国家試験から8疾患に関するものを付録に掲載しました。
実務実習は、1)患者との医療コミュニケーションを通し、医療現場の臨場感と緊迫感を体験することで、薬の適正使用に貢献する。2)大学の教育だけでは補えない、生命倫理に基づく医療人としての自覚と責任感を養成する。3)これまで培ってきた知識が医療現場でどのように活かされているかを確認し、将来への展望と基礎知識の重要性を認識する場であると考えます。
本書の解答(解答・解説編(別冊))は1例であり、指導薬剤師とのディスカッションを通じて、患者の状態にあわせた答えを導き出していただきたい。また学生の理解度にあわせて、受入施設独自の設問を加える等の工夫をすることで、実習にバリエーションを拡げていただければ幸いである。
最後に本書の編集・出版にご尽力いただきました株式会社じほう出版局・大磯洋彦氏、営業局・川畑寿弘氏に深謝いたします。
 
2022年2月
一般社団法人 京都府薬剤師会
編集代表 髙山 明

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