書籍
改正薬事法(平成17年4月1日全面施行)は、生物由来製品の安全確保対策、医師主導治験、製造販売承認制度への移行など、時代の要請に応えつつ市場に対する責任を強化することを柱とする大きな改正で、平成14年に公布されて以来3年間にわたり、政省令、行政通知の整備が行われてきております。 本書は、医薬品の開発、安全対策業務等に関する実務担当者の参考に供するため、この3年余にわたる医薬品の製造販売関係の新規用語を中心に、法令・通知に使用された用語約1,500語について、その定義・概念などを収録して、根拠となっている出典を確認できるように編集したものです。また、国際業務関係者のために、用語にはICHなどの標準的な英訳例を付しています。本書は、医薬品業界へ関わられる方々の「基礎情報」として、薬事行政の現状を把握するために必備の一冊です。
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患者の病態にあわせた最適の薬物治療のためには、疾患の病態生理と科学的根拠に基づいた治療法を十分に理解した上で投与設計を行う必要があります。本書は、中枢神経、循環器、消化器などの器官別に、各疾患の病態生理および薬物治療を、診療ガイドラインなどの科学的根拠に基づく文献をもとに、多くの図表を用いて解説し、各疾患には、治療薬一覧(一般名、商品名、薬効など)を設けるなど、薬物投与設計を行うための情報を網羅しています。 また、薬物投与設計の参考となるよう、医薬品の副作用、相互作用、薬物動態など、薬物作用についても解説しています。第2版では、最新の薬物治療の知見と医薬品情報をもとに全面的に更新しました。医師、薬剤師、看護師などの医療関係者、医学生、薬学生の方に活用していただきたい書です。
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本書は「重大な副作用回避のための服薬指導情報集」の出版後,日本病院薬剤師会医薬情報委員会を中心に注射薬に関し,患者指導,副作用の発現機序・治療法,副作用の発現経過実例などをまとめた書籍です。対象となる副作用は63件。注射薬の副作用発現は,投与後直ちに発生する可能性があるので,事前に患者本人や家族に説明する内容を十分に解説しています。また検査値からも副作用発現が判断できることから、これらの情報もまとめています。
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「頭痛」を訴える方の相談に応じるとき,選択するのは頭痛薬だけでよいのでしょうか?生活者が悩む「症状」を引き起こす原因にはさまざまなものが考えられます。また,適切なOTC薬を選択するためには,医療用医薬品の知識だけではなく, それぞれのOTC薬の特徴を把握する必要もあります。本書では,まず生活者の「訴え」別にチェックリストを使って状態を分析し,それぞれの症状に対応する成分を含むOTC薬を選択していきます。セルフメディケーションの発展に欠かせないOTC薬の販売に役立つ実践書としてお役立てください。
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本書は、現在数多くの人々が苦しんでいるアルツハイマー病の病態生理について、包括的に、かつやさしく解説した書です。老人看護の指導者として豊富な経験を有するLiduin Souren 氏と、神経学者・精神科医でアルツハイマー病の研究者であるEmile Franssen 氏の共著の共著で、アルツハイマー病の原因。疾患、症状の進行、患者と家族の接し方など、医療従事者や家族の介護者が把握しておくべき基本的情報を総合的に提供しています。とりわけアルツハイマー病患者の外界認識…たとえば、不安・関心・妄想・幻覚・時空の失見当など…の記述は、本書の最大の特色です。介護における最重要ポイントは、患者と最も身近な介護者および介護に関与するその他すべての人々との相互関係です。より良質の介護を目指して、介護者や家族が、患者のこころに近づき、その行動を理解し、低下する機能を維持し、どう対応するか、介護者が取り得る方法を幅広く紹介しています。
書籍
厚生労働省は2004年10月,「『医療機関債』発行のガイドライン」を公表しました。医療機関債とは,医療機関を開設する医療法人が資金調達のために発行する債券を指します。医療機関債は,一人医療法人でも発行可能で,今後広く普及していくことが見込まれますが、本書は厚労省ガイドラインに沿って,医療機関債発行に関するノウハウを基本的なレベルから解説しています。著者は複数の医療機関債発行を手がけた,この分野の第一人者であり、医療機関債発行のための書式も盛り込み,そのノウハウを具体的に解説しています。
書籍
書名 |
本当に困った時役に立つ
保険薬局コミュニケーション事例集
患者さん・医師からの質問・クレーム あなたならどうする |
定価 |
¥1,650(税込) |
在庫 |
品切れ |
本書は、「保険薬局 新入局薬剤師研修テキスト」「保険薬局スタッフのためのマナーと接遇」に続く、保険薬局の教育・研修シリーズの第三弾です。保険薬局に勤務する、薬剤師、事務スタッフ、実務実習薬学生向けに、コミュニケーションスキル向上のために必要なエッセンスをまとめたものです。 薬局窓口での患者さんとのやりとり、医師からの問合せ、お客様への情報提供・・・等の日々の薬局業務で起こりうる「対応に困る」具体的な80のシーンを想定し、その状況における解説、ポイント、行動手順や対応例を記載しています。Q&Aの形式を採用、「自分だったらどう行動するのか?」を想定しながら、「どう考えたらよいか」、「どう行動したらよいか」、「その基本に必要な知識は何か」など、“気づき”の実践知識を醸成出来ます。 採りあげた事例は、日常的に新人の薬剤師、スタッフが業務上のストレスにつながるような事柄をも多く含んでいる設問もあります。対応が困難な事例の背景や、考え方をきちんと理解し咀嚼することで大きなスキルアップとなります。
書籍
第6版は、編集スタイルを第5版までの表体裁を踏襲し、14年ぶりの改訂です。標準的治療薬の基本的項目(構造式、警告、禁忌、効能・効果等)の他、薬物動態、組織移行蛋白結合率等を比較しやすいように表形式にまとめました。付録として①医療機関での業務上の取扱い要項②薬効・薬理別分類表③全保険薬品目のデータCD-ROMを添付しました。
書籍
1998年の初版発行から7年ぶりの改訂となりました。本書は「薬効別服薬指導マニュアル」の姉妹版で、患者にわかりやすい言葉で服薬指導が行えるよう商品別に副作用・相互作用等を「患者向け」、「薬剤師向け」に対比し、表形式で見やすく記載しています。今版では、初版の統一事項の改訂に加え、世情を踏まえ、後発品も加えました。後発品は大手後発品メーカーの商品を中心に数品目に絞って掲載し、2005年4月までの添付文書に対応しています。特長としては、新たに生活質改善剤と抗癌剤を加え、薬剤の禁忌に記載のある相互作用を収載し、健康食品・その他に関しては全ての相互作用を記載しました。妊婦・授乳婦への注意は禁忌・原則禁忌に記載があるものについて述べています。
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病院の経営改革には人事制度の整備・再構築が急務であり、本書は「経営ビジョ ン達成型人事制度」を提案して具体的な展開の方策を示している。病院のあるべ き姿,ありたい姿である「経営ビジョン」に近づくためには,ビジョンと現状のギ ャップの認識,戦略・計画の策定,計画の遂行と結果の検証といったサイクルに日 常業務をのせていくことが求められる。こうしたビジョンの立て方とともに,業 務を動かす職員個々の活性化,能力を最大限に発揮させるしくみとしての人事制度を 提案している。
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2003年4月以降,特定機能病院等の医療機関でDPC(Diagnosis Procedure Combination,診断群分類)に基づく診療報酬の包括評価による定額支払い方式が導入され,医療関係者らのDPCへの関心が広く高まりました。本書は試行的適用病院としてDPC導入に取り組んだ民間病院の7施設事例集です。今後DPC導入の対象拡大が見込まれる中,民間病院が取り組むDPC導入の実際をレポートします。北海道,福島県,東京都,大阪府,福岡県から,それぞれ先進的な取り組みで著名な病院が選択され,今後の病院マネジメントの方向性を示します。
書籍
本書は、ドイツ薬剤師出版が2001年に出版した「セルフメディケーション-薬剤師によるアドバイスのためのガイドライン」の日本語訳です。医薬分業先進国ドイツでも、セルフメディケーションという考え方が世に定着しつつあります。こうした傾向に迅速に対応するために薬剤師に最低限必要な知識をまとめてあります。薬剤師による医薬品販売における適切なアドバイスの第一は、セルフメディケーションで対応できることとできないことを十分に認識することにあると考え、どのような症状で医師への受診勧告をすべきかどうかをチャート式で示してあります。薬局で求められる97の症状について症状別に要点を簡潔にまとめています。白衣のポケットに入るコンパクトな1冊です。セルフメディケーションに関わる新人薬剤師のみなさんにお勧めの一冊です。
書籍
書名 |
臨床指標の実際
医療の質をはかるために |
定価 |
¥2,200(税込) |
在庫 |
品切れ |
米国で行われている医療の質を定量的に評価しようとする試みが日本でも、日本救急医学会、国立病院機構グループなどにより研究が行われています。将来的にはDPC分類別に臨床指標を測定するといった展開も考えられ、臨床指標は今後の医療におけるキーワードの1つとなっています。本書は臨床指標の総論から各論までを3部で構成。臨床指標入門としてぜひお薦めしたい一冊です。
書籍
書名 |
新・病態生理Ⅱ
生体の機能とその失調 |
定価 |
¥8,580(税込) |
在庫 |
品切れ |
本版では、前版と比べ、より臨床と密接し関連性を深めた内容となっています。特に、わが国でも頻度の高い代謝性生活習慣病について、肥満症、高脂血症、糖尿病(インスリン抵抗性)、高尿酸血症、高血圧症、動脈硬化などを取り上げ、冒頭に配置しました。免疫についても、獲得性免疫不全症としてエイズを、免疫過剰症としては自己免疫疾患の概論を、甲状腺疾患のうち自己免疫機序に基づくものを自己免疫性甲状腺疾患としてまとめました。その他、各々の病態生理学的内容としては分子生物学の立場からの解説に努めています。各章各項には、関連文献、参考文献もあげており、参考としやすい構成です。医学に携わる全ての方々にとって、臨床医学におけるわかりやすい参考書として、お役立ていただける内容です。
書籍
今、医療関係者の間で大きな関心を寄せられるDPC。わが国独自の診断群分類であるDPCによる診療報酬の包括評価が2003年4月から特定機能病院等82施設に導入され、今後さらにその対象が民間病院を含め、広く拡大していくことが見込まれます。 そして、DPCにもとづくデータ収集は診療報酬だけに関わらず、病院などにおける医療サービスマネジメントのツールとして、幅広く活用していくことが期待され、すでに、その試みも始まりました。 本書はDPCを病院マネジメントツールとしてとらえ、その実践を踏まえながら具体的活用方法を解説する。民間病院を含む5施設のDPC導入事例も紹介します。 病院マネジメントという側面からDPCをどのように理解・活用するか?本書は「21世紀の医療と診断群分類-DPCの実践とその可能性」(じほう刊)に続く、医療関係者待望の本格的かつ実践的なDPC解説書です。
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わが国に医薬品製造においてGMPの発想が取り入れられてから,20年以上が経過します。GMPの基礎を支えるためには,バリデーションを実施する必要があります。第3改訂版では,平成14年の薬事法改正,近年のISOの動向,コンピュータ技術・製造技術の進展に則して内容の大幅な見直しを行いました。バリデーションを実施するための基礎から解説し,最新の製造・品質管理のノウハウを学ぶ解説書です。
GMP2・3・4・5は品切れ
書籍
新たな視点で解析グラフ資料を提供するシリーズ第4巻。シリーズ第4巻は抗不安薬・睡眠薬の副作用についての比較内容となっています。第1、2集では有効性の比較、第3集では精神病、抗うつ病の副作用の比較をしておりシリーズ全体で総括的に判断して治療に役立てください。
書籍
病院は安易に「営業」に走ってはいけない。売らなければならないが、売り込んではいけない。医療という特異な業種はどのようにプロモーションすべきなのか。病院広報の基本は「知られること」「好かれること」が重要になります。本書は、医療系経営コンサルタントの著者の経験を基に、病院広報の進め方を解説しています。
書籍
平成17年4月より全面施行となった薬事法改正により、医薬品の承認・許可制度が大幅に見直され、GMPも従来の医薬品製造業の許可要件から品目ごとの承認要件となりました。 現在日本では、内服固形製剤製造工場の構造設備に関するGMP規則等には「GMPハード」およびこれに関連するガイドラインが公布されています。しかし、これらの「GMPハード」等は最低限の遵守事項を示したものであり、実務レベルからすると内容が抽象的であり、実際の工場現場に適用する際に解釈の余地が多く、「GMPハード」対応を円滑、効率的に実施するための具体的な指針・事例の提示が望まれていました。 本書は、平成14年度からの3年間の厚生労働科学研究「医薬品の最新の品質管理システムの在り方・手法に関する研究」(主任研究者:檜山行雄 国立医薬品食品衛生研究所 薬品部)の中の一分担研究として、調査研究が行われた「内服固形製剤工場のGMPハード対応に関する指針」をもとに、追加修正したものです。また、2004年春刊行された「医薬品原薬工場のGMPハード対応に関するガイドブック 」の姉妹書とも言うべき書で、空調と製造用水についての関連法規類データベースも附属CD-ROMに収載されています。
書籍
日本中毒学会は、1)死亡例が多い中毒、2)分析が治療に直結する、3)臨床医から分析依頼が多い、という観点から、分析結果が治療に役立つとされる中毒起因物質15種を提示しました。本書はこの15の物質について、高額な分析機器を使用せずに、誰もが入手可能な市販の検査キットを組み合わせて生体試料中の起因物質が迅速に分析できるように、その原理、使用器具、操作法、注意点等を簡潔に解説しました。この中で操作法については比色等の正確性を期すため、カラー写真を多用。また、参考として中毒症状とその症例を示しています。
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