書籍
日本中毒学会は、1)死亡例が多い中毒、2)分析が治療に直結する、3)臨床医から分析依頼が多い、という観点から、分析結果が治療に役立つとされる中毒起因物質15種を提示しました。本書はこの15の物質について、高額な分析機器を使用せずに、誰もが入手可能な市販の検査キットを組み合わせて生体試料中の起因物質が迅速に分析できるように、その原理、使用器具、操作法、注意点等を簡潔に解説しました。この中で操作法については比色等の正確性を期すため、カラー写真を多用。また、参考として中毒症状とその症例を示しています。
書籍
本書は、単に薬歴集だけでなく症例集でもあり、医薬品を患者へ投与するときに、考慮するものは何か、それをどう記録するかを学ぶために、参考となる36症例を取り上げました。それぞれに医学的・薬学的コメントを付し、学術的な背景をもとに服薬指導などを考える具体的な例をあげています。改訂版でも、抗がん剤など不足分野の症例、保険薬局におけるプロブレムの視点の導入および複数回にわたる症例などを考慮して症例の追加を行いました。
書籍
医薬品の適応外使用についての論文検索ガイドシリーズ
薬物治療を行うに当たり、保険医療の範疇での薬物治療では有効性が得られなかった場合や、難治性疾患や希少疾患の治療において、患者を救う使命からやむをえず適応外の薬物治療を行うことがあります。そのような場合をふまえ、保険適応外の情報についても収集・整理しておくことが大切です。このシリーズは、適応外使用に関する情報を入手するための資料として、疾患のカテゴリーごとに論文を検索できるようにまとめています。
本書の特長
各疾患を50音順に配列した参照しやすい構成。また、疾患別、薬剤別の索引を巻頭に配置し、調べたい論文がすばやく検索できます。
Ⅱ集:精神疾患編
適応外による治療が、他疾患と比較し多いと言われているのが精神疾患領域です。第Ⅱ集では、102種類の精神疾患を収載しています。
書籍
薬学教育6年制の導入が決定され、薬剤師の立場、役割が見直されようとしている今、本書は薬剤管理指導がなぜ医療に必要なのか、また、どのような考えを持ち行動を起こしたら医療に貢献、患者ケアに役立てるかを症例検証、臨床研究の具体例を用いて解説しています。また、薬剤師が論文を書く必要性やその手法についても述べています。
書籍
ICD・9・CM2003年版のIndexを、わが国で使用されている術式・処置名に則すよう完訳した「索引表」です。また、コーディングの際、50音順かつ語句の頭文字から索引できるよう配列し、コーディング初心者からエキスパートの方々まで幅広く対応出来るよう工夫しました。診療情報管理士の養成、病院の経営管理を目的としたデータ統計・分析、医学研究等、医療現場のコードブックとして、内容例示表と併せてご使用下さい。
書籍
本書は、厚生労働省により実施された研究事業の報告書のみならず病院会計準則改正に際して参考とされた四病院団体協議会・病院会計準則研究委員会による「病院会計準則等の見直しに関して(中間報告)」等にも言及することにより今般の病院会計準則見直しの全容が俯瞰、確認できるよう構成されています。
書籍
書名 |
肝機能低下時の薬剤使用ガイドブック
ーGuidebook for the drug dosage in Hepatic Insufficiency |
定価 |
¥3,520(税込) |
在庫 |
品切れ |
肝疾患患者は医薬品の開発段階における臨床試験では除外される場合が多く、適切な投与量が確立されておらず、情報不足から、薬剤の投与は臨床経験と慎重な観察によるところが多いのが現状です。本書は医師、薬剤師が肝疾患時の薬剤投与にあたり、限られた少ない情報を適正使用の参考となるデータとして簡便にまとめ、各製薬企業の添付文書とMICROMEDEX社のDrugdex(種々の医薬品情報文献データベース)の情報を参考に代謝・排泄、肝機能低下時の投与量、使用上注意などに関してまとめました。なお、添付文書と報告文献の内容の異なる場合にはそれぞれを併記しています。
書籍
本書は航空工学分野でよく知られるFMEA(失敗様式と影響分析」を保健医療分野に適用する方法を解説した実践マニュアルです。米国での実践事例を交えて具体的に解説しています。本書を編集したのは、米国内の病院を評価する機関であるJCAHOであり、評価機関がまとめた事故予防のための解説書として病院関係者には高く評価されています。FMEAは、航空機に代表される工学分野で悲惨な事故を防ぐために開発された事故防止のため方法論です。航空機業界では、当たり前のように実践されている手法ですが、医療分野ではまだまだ一般的ではありません。本書では、この古くて新しい手法を病院診療実務に応用し、実績を挙げている病院の実例を示しながら、FMEAの方法を効率的効果的に学んでいきます。病院管理者必読の一冊です。
書籍
1997年に、アメリカFDA(米国食品医薬品庁)は電子記録・電子署名に関する規則21 CFR Part 11を発行し、これにより医薬品業界ではその対応に迫られております。 本書は、日本PDA製薬学会の電子記録・電子署名委員会によるPart 11に関する研究成果である、①条文解釈、②Part 11対応のケーススタディ集、③ユーザ要求仕様書作成ガイド、④サプライヤオーディット実施ガイドなどを収載しております。 医薬品分野にとどまらず、コンピュータを利用するすべての分野の技術者必読の書です。
書籍
本書は、臨床研修を開始した研修医を対象に、理解し、かつ実際にそれを活用できるように、クリティカルパスの全容をわかりやすく解説しました。また、研修指導医やクリティカルパスにこれから取り組もうとする医療従事者にとっても、充分に網羅された内容となっています。「クリティカルパス最近の進歩2004」「クリティカルパス実践セミナーテキスト」と併せてお読み下さい。
書籍
本書は薬歴管理の実践に有効であるPOSについて、保険薬局の機能に即した使い方ができるよう、薬局薬剤師の視点から理論と実践をわかりやすく解説しています。「実践編」では患者ごとの問題の捉え方や患者への対応の仕方を、実際にあった症例をつかってプロセスを追いながらトレーニングできるようになっています。
書籍
本書は、薬剤師が臨床現場で求められている薬学的視点からの薬物療法への提案・介入において重要となる問題解決能力を養うため、SOAPによる症例解析の手順を疾患別に解説しています。また、各項末ではSOAP演習問題を用意しており、その項で学んだ問題指向システムの再確認ができるようになっています。
書籍
平成5年以来、約10年ぶりに改正された生物学的製剤基準(平成16年厚生労働省告示第155号)の全文をはじめ、改正薬事法の施行に伴い新しく定められた生物由来原料基準(平成15年厚生労働省告示第210号)、生物由来製品及び特定生物由来製品(平成15年厚生労働省告示第209号)を掲載したハンドブック。付録として生物由来原料基準該当医薬品製剤リスト(じほう作成)、国家検定品目と検定基準、関連通知を収載。
書籍
本書は、日本病院薬剤師会により薬剤師が臨床で経験する主要35疾患のプロブレムリスト(患者基本情報、病態情報、薬物治療など)を示し、プロブレム抽出のための指針とした。付録のCD-ROMに収載されている本リストを変更修正して活用することで、臨床経験の浅い薬剤師にも必要なプロブレムの抽出が可能となり、薬剤管理指導の標準化を図ることができます。また、各疾患に疾患の概要、薬物治療、相互作用、副作用・検査値異常などの補足説明を設けることで、指導業務に役立てられる構成。薬剤管理指導を行っている薬剤師、これから業務をはじめる薬剤師、薬学生の臨床実習の教材として活用いただきたい1冊。
書籍
薬物治療の成果をあげる一つの鍵は、いかに効率良く薬の情報を説明できるかどうかにかかっていますが、服薬指導における情報提供の仕方に、全国共通のものはありません。本書は、国内で市販されている医薬品の中から薬効分類毎に最も繁用されている内服薬111品目の薬理作用発現メカニズムを、カラー図解によりわかりやすく示し、服薬指導を的確に行うための図説書としてまとめました。
書籍
書名 |
揺れ動く米国の医療
-政策・マネジドケア・医薬品企業- |
定価 |
¥4,950(税込) |
在庫 |
品切れ |
マネジドケアを導入した米国の医療システムの現状と問題点を、医療費、医療保障、医療提供体制、さらには医薬品市場、医薬品企業の動向までを最新の情報で解説。日米の違いも理解しやすい内容。
書籍
書名 |
ランダム化比較試験
-100のquestionsに学ぶ- |
定価 |
¥2,530(税込) |
在庫 |
品切れ |
読みもの感覚で気楽に読みながらランダム化比較試験の概観を把握できます。臨床試験をデザインし解析するためだけでなく、他者によって実施された解析結果を批判的に検証するためにも有用な内容。EBMにおける根拠の質を検証するためにも必須の内容といえます。
書籍
書名 |
Visual Basic
PEDAによるTDMの実際
-薬物治療の個別化に向けて- |
定価 |
¥4,400(税込) |
在庫 |
品切れ |
分析機器の進歩により、血液、尿、唾液、など体液中の薬物濃度を反映する生体内物質の測定が可能となり、ほとんどの薬物の血中濃度を反映する生体内物質の測定がパラレルであることが明らかとなりました。以来、患者ごとに、薬物血中濃度をモニターしながら、代謝、排泄能に応じた合理的な薬物投与を行う、Therapeutics DrugMonitoring(TDM)が不可欠となってきました。本書は、前著同様にPEDAを基本にVisual Basic版仕立てとなっており、格段の使いやすさが特徴です。旧版のPEDAソフト(F-Basic版)もPDF形式で記載されています。
※対応OS:Windows2000/XP
※メモリ:256MB以上
※訂正プログラムを更新致しました。こちらからダウンロードしてご利用ください →Vista対応更新プログラム(2009.1.20)
◆PEDA-VB、プログラム訂正のお願い→カルバマゼピン等の治療域設定について(PDF文書)
書籍
DPC時代に突入した病院はどうすればよいのか?この問いに、医薬品マネジメントの観点から応える一冊。主として米国における医薬品をめぐる時代の変化を下敷きに、これから日本でもおこるであろう医薬品マネジメントのながれを展望している本書では、「DRG/PPS」、「フォーミュラー管理」、「医薬品使用評価」、「PBM」、「クリティカルパス」、「ジェネリック医薬品」、「ファルマシューティカルケア」などがキーワードとなっています。新たな時代の医薬品マネジメントの片鱗を体感できる実践書。
書籍
本書は、臓器移植など、近年の動向を盛り込み、1993年刊行の「薬物投与設計のためのTDMの実際」を全面改訂した書です。図表を多く用いて理解を深められるようにし、文献についてもできる限り引用して章ごとにまとめています。基礎から臨床までを学ぶテキストであると同時に、症例解析を盛り込むなど、実用書としても活用できる内容です。
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