Chernobyl Medical Fund Newsletter
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『−(スパスィーバ)−ありがとう−』

  上野原市立島田中学校3学年20名の生徒さんが、平成18年度学園祭で、チェルノブイリでの菅谷先生の活動を、上記のタイトルの劇で演じていただいたとのお知らせをいただきました。担当の先生から届いたメールと写真を皆様にご紹介させていただきます。

 島田中学校は全校生徒68名という、小さな学校です。平成18年9月9日に行われた学園祭では、午前の部で各学年の劇を行いました。私たち3年生20名はどんな劇にするか悩んでいました。そのとき、将来の夢は看護師の男子が、図書室から1冊の本「ぼくとチェルノブイリのこどもたちの5年間」を持ってきました。クラスで考え、今年は最後の学園祭、見に来てくださった方に何かを伝えようということで、菅谷先生を中心とした医師、現地の人々の生活を劇にしました。その他の菅谷先生の本も読み、道徳の時間をつかって「プロジェクトX チェルノブイリの傷 奇跡のメス」などから自分達に何ができるのかを考えました。
ただステージ上で演じるだけではなく、大きな傷に悩む少女やベッドの上で泣いている様子、自分の足で廊下から手術室へ移動していく様子などをパワーポイントで作り、スクリーンに映し出したりもしました。
劇の最後に、お客さんにチェルノブイリについてまとめたプリントを配り、募金活動を行いました。学園祭後も自分達にできることをということで、お金を持ってきました。
この劇を通して、どう生きるべきか、自分達にできることは何かなど考えることができました。
『−(スパスィーバ)−ありがとう−』という劇を通して、大きく成長できたと思います。
そう多く集まったわけではありませんが、何かのお役に立てればいいなと思います。



          



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