Chernobyl Medical Fund Newsletter (4)


 事務局便り

  

 松本事務局のある大名町のななかまどは、葉も実も赤くなり、舗道には落ち葉がちらほら…、そろそろ秋も終わりの風情を見せています。
 松本事務局を開設してから、「さあ、これから!」というときに菅谷先生が松本市長に…なんていうハプニング(?)が起きてしまったものですから、この事務所も週1回事務処理をして下さる中澤さんが来てくださるくらいで、ほとんど閉めている状態となっていました。
 10月14日の臨時理事会(出席者:北和田・千原・中澤・宮田)で、今後のことをいろいろ話し合いまして、まず11月3日の文化の日、松本市民祭に合わせて、事務所を開けることにしました。
 当日、市内中心部は歩行者天国となり、この事務局の前も、松本城の入口の道としてさまざまな催し物が行われ、かなりの人通りとなります。菅谷先生も市民際の忙しい行事の合間をぬって事務局に顔を出して下さるとのことで、私たちも大喜びでした。
 事務局内には、2002年、2003年のベラルーシ訪問・現地支援活動の写真を展示し、終日「プロジェクト・X」のビデオを流しました。また、先生の本の販売も行い、先生がいらしているときにはサインをしていただき、一緒にカメラにおさまる方もいて、和気あいあいとしたひとときでした。やはり先生あってこそのチェルノブイリ医療基金だとつくづく感じたものです。
 事務局には新しい看板もつき、今までよりわかりやすくなりました。出来るだけ松本事務局を開けている時間を長くしたいと思っております。
 北アルプスにも雪の使者が舞い降りました。台風・地震で被害に遭われた方々のことを思うと胸が痛くなります。少しでも何かできることは…と、思っている毎日です。             (松本事務局 宮田)


東京事務局便り

 残すところあとわずかで、新しい年がやってまいります。
支援者の皆様にはお変わりもなくお過ごしのこととお慶び申しあげます。
 東京事務局は、年2回発行のニューズレターの作成と、募金者の方々の記録をお手伝いさせていただいております。途絶えることなく続く皆様のご支援に、あたたかなお気持を感じ、心豊かにさせていただいております。
 私たちは、先生のモットーであります「あせらず、気負うことなく、地道に、自分のできる範囲で」を支えに、活動を致しておりますのでよろしくお願いいたします。


菅谷昭著書・掲載本紹介
「チェルノブイリ診療記」晶文社 ………………………1,900円
「ぼくとチェルノブイリの子どもたちの5年間」ポプラ社…980円
「チェルノブイリいのちの記録」晶文社………………1,900円
21世紀の国際人<全5巻>くもん出版 ………………2,800円
小学六年生12月号(2002年)小学館……………………540円



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