Chernobyl Medical Fund Newsletter (6)8月12日:ゴメリ医科大学生との交流会 松本市役所市民活動サポートセンターで開かれた交流会には、高校生(松商学園高校放送部・県ヶ丘高校新聞部)や大学生を含め50名ほどの人が集まり、「いのちと夢をつなげる」をテーマに、菅谷先生の司会で本当になごやかな会となりました。
チェルノブイリ原発事故の時にはまだ生まれていなかった学生たちのチェルノブイリへの思いなども聞くことができ、これから若い人たちが少しでも知ってくれたならと思いました。そして何よりも心に残ったのは、原発事故で病気になった彼らが今、医師を目指しがんばっているということ。そして4人全員が「チェルノブイリの事故は私の一生で一番悲しい出来事。でも私たちはそれに負けず、現地の子供達のために医学を勉強して、できる限りのことをしていきたい」と、力強い眼差しで答えたことでした。放射能汚染はまだまだ消えていないのです。これから現地の子供達にどんな影響がでてくるのか分かりません。チェルノブイリを忘れてはならない…とあらためて思いました。
ゴメリ医科大生滞在中、通訳として3日間同行してくださった宮尾彰さん、交流会で通訳をしてくださった日本チェルノブイリ連帯基金事務局の神谷さだ子さん、そして、いろいろご面倒をお掛けしたNASHIMの皆様にあらためて感謝申しあげます。
司会進行役の菅谷先生 連帯基金の神谷さんと宮尾さん 後方で中村先生のお姿も 真剣に聴く地元の高校生 質問者に自らマイクを運ぶ先生 質問に答える宮坂院長 地元高校生からの質問 交流会後の緊張もとれて和やかに 素晴らしい若者たちの笑顔
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