2026.04.03

「治療薬ハンドブック」ミニ編集会議ダイジェスト

 毎年ご好評いただいている、読者参加型の「治療薬ハンドブック ミニ編集会議」。2026年2月に行われた会議でも、多くの意見が寄せられ、実りある会となりました。参加者のみなさまによる貴重な意見交換の一部をダイジェストでお届けします!
※プライバシー保護のため,発言内容や構成に一部編集を加えています。

編集部
本日はご参加いただきありがとうございます。早速ですが、2026年版より追加されました「腎機能別薬剤投与量 POCKET BOOK(以下、腎ポケ)」の情報について、ご感想をお伺いできますでしょうか。
Aさん
早速使っています! 腎ポケの情報が入ったのは本当に嬉しいですね。この本は私たちにとって、まさにバイブルのような存在ですから。
Bさん
私も、そもそも腎ポケを業務で使っていました。今回その情報が追加されたと聞いて、ラッキー!と(笑) 処方箋を見る際、腎機能関連は必ずチェックしますからね。ただ、私にとっては治療薬ハンドブックに掲載されている情報だけだと少し物足りない場面もあるため、「腎ポケ」も持ち歩いて、必要に応じて併用しています。
Cさん
ほかの項目にもいえますが、「治療薬ハンドブックアプリ(以下、アプリ)」でも腎ポケの情報が見られるのが嬉しいですよね。
ちょっと話が変わってしまうのですが、アプリで薬を調べる際に、薬が表示される順番、特に剤形が入り乱れてしまうことが気になっています。綺麗に表示するために、何か調べ方のコツなどあるのでしょうか?

 

編集部
検索結果は、書籍に掲載している薬剤(「掲載薬」と表示されています)が1 番上に、その下は50音順で表示されます。ひと手間加わってしまいますが、検索にはフィルタ機能があるので※1、お時間に余裕があるタイミングでしたら、ご使用いただくとすっきり見られるかとは思います。

※1:フィルタ機能
アプリについている検索機能です。検索窓の右下にある「フィルタ」というアイコンを押していただくとご使用いただけます。

 

 

Cさん
フィルタ機能、知らなかったです! それに、単語と単語の間にスペースを空ければ、複数単語でも検索がかけられるんですね。便利です。
Bさん
便利ですよね!
一方で、パッと全体を俯瞰したい時はやっぱり紙の良さを実感していますよ。
Aさん
そうですよね。そもそも、職場でスマホの閲覧はダメという場合もありますし。
Cさん
私の職場は、個人のスマホ利用はダメなんです。でも、会社用のスマホがあるのでそれを使っています。私の周りだと、調剤薬局のほうが少し、そういったルールが厳しい印象があります。最近、病院ではドクターもスマホとPHSの両方を使われていて、必要な時はスマホでパパっと調べてらっしゃるみたいですね。

 

 

編集部
なるほど、とても参考になります。
次の議題に移らせていただきますね。付録のポケットカードについて、過去に使用されていて印象的だったカードや、今後どんなカードがあったら嬉しいかについて、ご意見いただけますでしょうか。
Cさん
私は2024年版の付録だった「オピオイド鎮痛薬換算表」が嬉しかったですね。ドクターからの「今はMSコンチン錠を使っているけど、飲めなくなったからテープにするんだけど……」みたいな問い合わせって多いから。ぜひ、また付録にしてほしいです。それと、何日分まで処方できるか、といった投与日数制限も意外と間違っていたりするので、そのあたりも盛り込んでいただけたら嬉しいです。
Bさん
よく使ったのは、「主な小児用製剤の用量と性状」のカード※2です。私はカードをポケットに入れっぱなしにしているので、毎年、年末にはぐちゃぐちゃになっちゃうんです。アプリに載っているのも知ってはいますが※2、カード形式が便利でよく使うから、小児については毎年付録になっていてもいいなというくらい!

※2:小児用量のカード
「主な小児用製剤の用量と性状」は、2022年版に付録となっていました。治療薬ハンドブック公式Xでも当時のカードをご紹介しております! 2020年版以降の付録については、アプリからご参照いただけます。
Aさん
私は抗生物質の略名の表ですね。よく調べるから、先ほどもお話に出ていた通りで、毎年付録にあってもいいって思っています。
Bさん
私、このポケットカードが大好きだから、まとめたものがあればいいのにと思っているんです(笑)。
Cさん
あったら欲しい!
Bさん
そうですよね。私、定期的に転勤があるんですけど、転勤が決まったら、次の職場でよく触れるであろう領域について、治療薬ハンドブックの総説を読んで勉強するんです。そうすると、久しぶりに勉強する領域に知らない薬が増えていて……。そういう時に、カード形式だと、パッと見られて参考になるなぁって。きっとそう思うのって、私以外にもいるんじゃないかな。
Aさん
私、前にポケットカードを見せながらドクターに相談していたら「そんなものがあるの?」って、欲しがっていましたよ。
Cさん
私はアプリを使っていたら、ドクターに「自分もそのアプリ入れたい」と言われたことがあります(笑)。
あと、初歩的なことなんですけど、たまに出るステロイドだと、強さがパッと思い浮かばないことがあって……。調べるのにも時間がかかってしまうので、それをパッと調べられる表があったらいいなと思います。
編集部
実はステロイドに関しては、アプリから「治療薬比較ブック」※3を見ていただくと、掲載があるんです。

※3:治療薬比較ブック
2020年版~2022年版の付録となっていた、比較表が掲載された小冊子です。こちらもアプリからご参照いただけます。

 

 

Cさん
あ、本当だ! ありがとうございます。アプリの機能を使いこせていなくて……。
Bさん
とっても良いアプリを開発されているのに、私たちユーザーの認知が追いついていないかもしれないですよね(笑)。アプリの使い方について、文字で説明するだけじゃなくて、ショート動画なんかを作って発信してくれたら、若い世代にも伝わりやすいかもしれないですよ。
編集部
なるほど! 確かに動画なら伝わりやすいかもしれませんね。本日は現場ならではの大変貴重なご意見を多数いただき、ありがとうございました。今後の書籍やアプリの改善にぜひ活かしてまいります!
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【2026年版のポイント】
■医薬品の腎機能別至適投与量がさっとわかる大好評書籍「腎機能別薬剤投与量POCKET BOOK」の情報が「腎機能」欄に掲載!(掲載内容は一部の情報に限ります)
■付録アプリの薬剤詳細画面に「同規格」タブが追加!

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