月刊薬事 2023年6月号(Vol.65 No.8)

【特集】抗真菌薬選択がよくわかる 表在性皮膚真菌症・深在性真菌症の薬物治療

¥2,365

●特集 抗真菌薬選択がよくわかる 表在性皮膚真菌症・深在性真菌症の薬物治療
 
企画:浜田 幸宏(東京女子医科大学病院薬剤部 薬剤部長)
 
真菌症は有病率が高い表在性皮膚真菌症、ひとたび重症化すれば生命に直結するためより迅速な治療が求められる深在性真菌症に大別されます。真菌症治療はすでに標準化されており、薬物治療も効果的に行われているようにみえますが、実際には鑑別の難しさや薬剤選択の間違い、服薬アドヒアランス不良などが指摘されています。そうした問題点に対して、本特集では、真菌感染症診療の基本、各真菌症への実践的な抗真菌薬の使い方など、臨床薬剤師が備えておきたい視点を紹介します。
発行日
2023年6月
判型
A4変型判
ページ数
188頁
商品コード
93612
目次

●特集 抗真菌薬選択がよくわかる 表在性皮膚真菌症・深在性真菌症の薬物治療

 

■特集にあたって

 浜田 幸宏

■総 論

 ●真菌感染症診療 Over View――真菌感染症の現状と治療の課題

  萩原 真生、三鴨 廣繁

■検査

 ●血液検査の基本知識

  吉田耕一郎

 ●培養の基礎知識

  金子 幸弘

 ●深在性真菌症の病理の基礎知識

  定本 聡太、澁谷 和俊

■抗真菌薬の投与設計

 ●抗真菌薬の薬物動態の特徴

  松元 一明

 ●抗真菌薬の薬物相互作用

  山口 諒、大野 能之

 ●適切な投与設計とTDM――抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022のポイント

  花井 雄貴

 ●抗真菌薬の使用量調査からみえる投与計画の問題点

  村木 優一

 ●侵襲性カンジダ症に対する診断・治療ガイドラインバンドル(ACTIONs Bundle 2014)――薬剤師の活用法

  海老原文哉、丸山 拓実、浜田 幸宏

■表在性皮膚真菌症の薬物治療

 ●爪白癬

  佐藤 友隆

 ●頭部白癬、体部白癬、足白癬

  常深祐一郎

 ●皮膚カンジダ症

  福田 知雄

 ●口腔カンジダ症

  石崎 純子

 ●外陰部カンジダ症

  野口 靖之

■深在性真菌症の薬物治療

 ●侵襲性カンジダ症

  山岸 由佳

 ●アスペルギルス症

  田代 将人、泉川 公一

 ●クリプトコックス症

  串間 尚子

 ●ムーコル症

  柴多 渉、掛屋 弘

 ●ニューモシスチス肺炎

  温 麟太郎、時松 一成

 ●抗真菌薬の予防投与

  冲中 敬二

 

取材

INTERVIEW

●患者のこころをケアするために医療者が知っておきたいこと

清水 研(がん研究会有明病院腫瘍精神科 部長)

 

特別寄稿

●薬剤師が行うこころのケア~こんなときどうするの?~

 病気が治らないなんて納得できません!──怒りという感情との向き合い方

 清水 研


連載

●モダトレ2 迷わず描けよ。描けばわかるさ。[21]

 房室結節を抑制する各種薬剤を少し考えてみよう!~抗不整脈薬編~

 梶原 洋文

●多職種によ~く伝わる 薬学的思考を活かした診療録記載のまとめ方[30](完)

 褥瘡対策に関連した記載

 宮川 哲也

●エビデンスガール EBM愛が患者を救う![14]

 システマティックレビュー、Yes or No?

 高垣 伸匡

●総合診療医が教える。外来薬物療法ケースカンファレンス[16]

 薬物代謝酵素CYP3A4で代謝されないスタチンを3つ選べ

 石井 義洋

●添付文書からRMP、審査報告書まで 新薬ななめ読み[32]

 アリドネ®️パッチ 27.5mg、55mg(ドネペジル)

 若林 進

●児童精神科医が伝えたい 子どものメンタルヘルス[3]

 適応が限られている抗精神病薬の使い方②

 宇佐美政英

●迷わず判断デキる! フローチャート薬物治療[14]

 外傷の感染予防③~腹部外傷と脾臓摘出~

 佐野 邦明

●ジャーナルクラブの広場

 齊藤 順平/三星 知/芦川 直也/鈴木 大介/立石 裕樹/桑原 秀徳/Saba Azam、Lisa Holle、

 鈴木 真也/木村 友絵、木村 利美

 

その他

 

●今月の読者プレゼント

●News Lab.

●Special Column

 混迷極まる環境下での薬価交渉をどう乗り切るか!?

 中野 一夫

●学会&研修会カレンダー

●次号予告・編集部より

次号予告

●特集 Fantastic Four時代の心不全の治療戦略

 

◆企画:高麗 謙吾(小倉記念病院循環器内科)

 

■総論

 ●心不全治療にFantastic Fourがもたらすものとは

 ●病態からみる心不全の治療戦略

■心不全へのFantastic Fourの使い方

 ●β遮断薬

 ●MRA

 ●SGLT2阻害薬

 ●ARNI

■lfチャネル阻害薬はどう使う?

 ●イバブラジン

■sGC刺激薬はどう使う?

 ●ベルイシグアト

■位置づけ、使いどころを再整理しよう

 ●利尿薬、トルバプタン

 ●強心薬

■心不全薬物治療Q&A

 ●HFmrEFとHFpEFはどうする?

 ●RAS系薬剤の使い分け・切り替えは?

 ●RAS系薬剤服用時のK管理はどうする?――ジルコニウムシクロケイ酸

 ●シックデイ、手術時のSGLT2阻害薬の使用継続可否はどう判断する?

 ●重度腎機能障害や透析患者への心不全治療薬の使い方は?

 ●やせ、フレイル患者での心不全治療はどうする?

 ●周術期や他科入院時の薬剤の管理はどうする?

 ●Q1:心拍数の管理はどうする?/Q2:先にイバブラジンで心拍数を落とした場合はβ遮断薬にスイッチするべきか?/Q3:心房細動合併心不全のレートコントロールのポイントは?

 ●心不全合併の貧血はどうする?

 ●心不全の入院時に注意すべき薬剤は?

 ●がん治療中に注意しておきたい心不全のリスクは?

 ●入院を繰り返さないための退院時指導、薬薬連携のポイントは?