覚えきれない…を解決する1冊 『薬学生のための薬単 試験にでる医薬品暗記帳』

薬学部で学ぶ学生にとって、避けて通れないのが医薬品の暗記です。
一般名、商品名、作用機序、副作用、適応――。
授業、CBT、実務実習、そして国家試験まで、医薬品知識は何度も問われ続けます。
しかし現実には、
・薬の名前が多すぎて整理できない
・同効薬の違いが分からない
・暗記したはずなのにすぐ抜ける
という悩みを抱える学生は少なくありません。
そうしたなかで支持を集めてきた『薬単』ですが、この度『薬学生のための薬単』として装いも新たに生まれ変わりました。
編集を担当したOが、本書の著者である木元貴祥先生に、本書誕生の背景や想い、今回より進化した点についてお話を伺いました。


一度覚えれば終わりではなく、免許をとってからも薬とは関わり続けることになります。 まずは、「最初に何度も周回して薬を覚える道具が必要だ」と考えたのです。


たとえば臨床で使うものとしては非常に優れた本がたくさんありますが、学生にとっては、
・情報が多すぎる
・試験の際どこが重要かわからない
・暗記の反復に向かない
という面があります。
そこで
「高校・大学受験の英単語帳のような医薬品版を作れないか」
と考えました。
必要な情報だけを絞り込んで、
・何周もできる
・赤シートで隠せる
・毎日少しずつ進められる
・学年を跨いでも使用できる
そんな設計を目指しました。


だから基本は「1ページ2品目」です。
構造式を載せる薬は1ページ1品目にしています。
法則性があった方が読み進めやすいとも考え、このようにしています。
学生が本を開いた瞬間に、
「これだけ覚えればいい」
と思える紙面にこだわりました。



・国家試験頻出
・CBTで重要
・実習で遭遇しやすい
・臨床現場で基本となる薬
です。
薬学生にとって大切なのは、「まず落としてはいけない薬を固めること」です。


暗記のなかに、自然と理解が進むような構成・文章にしたつもりです。


構造を見ると、「なぜこの薬がこの作用なのか」が理解しやすくなります。
国家試験でも大きな武器になってくれます。



出題頻度、処方頻度を考慮し26品目を掲載しました。
生薬成分への掘り下げは程々に、適応症や副作用について、読みやすい文章になるよう心がけました。


・隠す
・思い出す
・口に出す
そうすることで、記憶定着が一気に進むと思います。


本文に収載している全ての薬物名、作用機序を掲載しています。
赤シートで消しても頭文字だけを黒字にしていますので、最初の1文字が思い出すためのトリガーになります。

・通学
・実習待機
そういう時間で一気見できれば、さらに暗記は進みます。
試験前の確認にも使ってもらえればと思います。


『薬学生のための薬単』はそのための本です。
全部を一度で理解しようとせず、少しずつでもページをめくっていく日々を送ってほしいです。
国家試験に合格したときに、ぜひ、ボロボロになった薬単を見せていただければ,著者としてこれ以上の喜びはありません。

薬学生になって最初に使う医薬品集として、ぜひ一度手にとってご覧いただければと思います。

薬学生のための薬単
試験にでる医薬品暗記帳
定価3,300円(本体3,000円+税10%)
“丸暗記”で終わらせない,理解を伴う暗記をサポート!
本書は、薬剤師国家試験によく出題される医薬品に絞り、適応・作用機序・主な副作用・ポイントをコンパクトにまとめた単語帳形式の医薬品暗記帳です。国家試験出題基準に基づき、薬効別に868品目を厳選して収載しています。覚えるべき語句を赤字で表示しているため効率よく学習でき、付属の赤シートですぐに暗記を始められます。さらに、出題実績を反映した「重要度」マーク、出題傾向をリサーチした「新傾向」マークを付し、国試出題基準に沿って「適応」「作用機序」などを整理することで、理解を伴った暗記ができるよう編集しています。また、本書から取り外して使えるBook in Bookの付録として、医薬品名の暗記を一気に進められる「薬単mini 高速暗記BOOK」を用意しました。