皮膚科のくすりの使い方

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プライマリ・ケアでよくみかける皮膚疾患32

皮膚科のくすりの使い方

商品コード 52077
編著 海老原 全/編
判型 A5判
発行日 2019年8月
ページ 248頁
定価 ¥4,400(税込)
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内容

●よくみかける皮膚疾患のよくなる治療をバックアップ
●皮膚をみたら、何をするのか、薬をどう使えばいいのかがわかる
●処方の理由がわかる、患者への服薬指導に役立つ
 
本書は、臨床でよく遭遇する32の皮膚疾患について、鑑別のポイントや類似疾患、標準治療、薬剤選択、専門医へ紹介するタイミングまで“皮膚疾患診療のエッセンス”を凝縮した1冊です。日常の診療において皮膚疾患の患者を診る機会が少ない非専門医や、皮膚疾患の処方に対する調剤、服薬指導をおこなう薬剤師におすすめです。皮膚科専門医が、皮膚疾患の治療の考え方、治療薬の使い方をわかりやすく解説します。

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目次

Index
プライマリ・ケアでよくみかける皮膚疾患32
 
第1章 皮膚疾患のみかた
1.皮膚疾患はどうみる? 
2.スキンケアの基本
3.皮膚外用療法 
 
第2章 よくみかける皮膚疾患の鑑別とくすりの使い方
1.アトピー性皮膚炎
2.接触皮膚炎(かぶれ)
3.乾皮症、皮脂欠乏性湿疹
4.蕁麻疹
5.乾癬
6.ざ瘡(ニキビ)
7.単純疱疹
8.帯状疱疹
9.ウイルス性疣贅
10.伝染性軟属腫(水疣)
11.足白癬、爪白癬 
12.手湿疹(主婦湿疹)
13.脂漏性皮膚炎 
14.痒疹
15.伝染性膿痂疹(とびひ)
16.疥癬 
17.薬疹 
18.円形脱毛症
19.老人性色素斑、脂漏性角化症 
20.尋常性白斑 
21.粉瘤、炎症性粉瘤
22.熱傷(やけど)
23.褥瘡
24.陥入爪、巻き爪 
25.口内炎、口角炎 
26.汗疹(あせも)
27.胼胝、鶏眼
28.手足口病
29.虫さされ
30.悪性黒色腫(メラノーマ)
31.蜂窩織炎
32.多形滲出性紅斑

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序文

皮膚の疾患については、皮膚科以外の先生方であっても日常診療で患者さんから質問されることや、実際に症状をみてほしいと言われることが多々あるかと思います。また、薬局の先生方も皮膚に関する相談を受ける機会は非常に多いことと思います。そのような状況で参考にできる教本を教えてほしいという質問をこれまで多く受けてきました。皮膚科医に向けた書籍は数多くありますが、皮膚科以外の医師、薬剤師が患者さんから質問があったときにすぐに手に取れる書籍については、実はお勧めできるものがなかったのです。いつかそのような書籍を世に出したいと思っておりましたが、私が考えていたような企画が持ち上がりました。
本書では、日常診療で多く遭遇する、よく見かける皮膚疾患だけに絞り、まずは臨床写真ですぐにその疾患の特徴がわかるようにしました。次に鑑別すべき疾患をあげてもらい、診断を確かめたあとに、どのような治療を行えばよいか、どのような薬を処方したほうがよいかを丁寧に解説しています。そして、治療が始まれば、治療効果の確認、専門医につなぐべきタイミングまで、スムーズに読める構成になっています。
各疾患の執筆は、現場の第一線で活躍している先生方にお願いして、実地臨床ですぐに役立つように、わかりやすくポイントを絞って解説してもらいました。さらに、先生方が患者指導で留意している点をより具体的に示してもらい、書ききれなかったものはコラムにして頂きました。
本書を参照すれば、間違いのない皮膚疾患の治療を提供できるようになります。皮膚科以外の先生方、薬剤師の先生方のデスクに最も置かれている書籍になれば、これに勝る喜びはありません。
 
 
東京都済生会中央病院 副院長
海老原 全
 

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