注意欠如・多動症-ADHD-の診断・治療ガイドライン 第5版
商品コード |
54675 |
編著 |
ADHDの診断・治療指針に関する研究会 齊藤 万比古、飯田 順三/編 |
判型 |
B5判 |
発行日 |
2022年11月 |
ページ |
584頁 |
定価 |
¥5,280(税込) |
在庫 |
|
内容
●子どものADHD診療の“現在地”がわかる!6年ぶりの改訂版
第4版の刊行後に、臨床では2剤の新薬が登場するなど大きな変革がありました。それらを含むADHD薬物療法や心理社会的治療の臨床経験が蓄積されてきたいま、子どものADHDにおける新たな診断・治療の方向性を明確にすべく、改訂されたのが本書です。第5版では、現在のADHDの臨床と研究の現状に即した現実的な内容にアップデートすることを目指し、実践的な検査法や評価尺度の開発・導入に関わる研究者や、各治療法について深く関与している第一線の臨床家など、多数の執筆陣へのアンケートをもとに新たなガイドラインを作成。豊富な解説がますます充実し、この1冊で子どものADHD診療が丸ごと理解できます。専用ウェブサイトからダウンロード可能な「患者用パンフレット」をはじめとする好評の「資料編」も引き続き収録。医療者や学校・児童福祉機関の職員、ADHD患者の家族など、ADHDに関わるすべての方に手にしていただきたい1冊です。
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目次
子どもの注意欠如・多動症(ADHD)の診断・治療ガイドライン
第 1 章 ADHDとはどのような疾患か
1 ADHD 概念の形成史について
2 子どもの発達とADHD
3 ADHD の疾病構造
4 ADHD 特性の脳科学的理解
5 ADHD とASD の併存をめぐる脳科学的理解
第 2 章 ADHDの診断・評価
1 ADHD の診断・評価法
2 ADHD の評価に用いる各種評価尺度
3 医学的・心理学的検査
4 ADHD の早期発見
5 鑑別診断
6 併存症
7 ADHD をめぐる注目すべき課題
第 3 章 ADHDの治療・支援
1 心理社会的治療
2 薬物療法
第 4 章 子どものADHDの中長期経過および成人期のADHD
1 ADHDの中長期経過
2 成人期のADHD
3 成人期に初めて診断されるADHD
第 5 章 第4 版から第5版へのガイドラインの改訂をめぐる検討
1 第5版ガイドラインへの改訂をめぐる検討―執筆者アンケートを通じてー
付録:資料
Ⅰ 診断・評価編
1 ADHD の診断基準(DSM-5)
2 ASD の診断基準(DSM-5)
3 ADHD の診断基準(ICD-10)
4 子どものADHD臨床面接フォーム
5 反抗挑戦性評価尺度(ODBI)
6 行動特徴のチェックリスト
7 子どもの日常生活チェックリスト(QCD)
Ⅱ 治療・支援編
1 ADHDとはなんでしょう(親用パンフレット)
2 ADHDのことをもっと知ろう(子ども用パンフレット)
3 ADHDの子どもを支え育むために(親用パンフレット)
4 ADHDの薬物療法について(親用パンフレット)
5 ADHDの子どもの担任の先生へ(教職員用パンフレット)
索引
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