書籍
医薬分業が進展し、保険薬局には調剤業務の質的向上とともに、在宅患者へのサービス提供など、その業務内容のさらなる拡充が求められるようになりました。薬剤師による在宅医療サービスは、医療保険に加え、介護保険にも位置づけられています。在宅医療では、とくに複数の医療職種が関わるチーム医療の実践が不可欠とされ、薬剤師がその職能を発揮する機会も多くなっています。さらにチーム医療を推進する上からも、薬剤師業務の資質向上は不可欠です。こうした観点から、本書は保険薬局による訪問薬剤管理指導の実際を、具体的な症例を提示しながら解説します。あわせて訪問薬剤管理指導がさらに広く実践されることを促すため、介護保険サービスの利用方法についてもわかりやすく解説します。
書籍
「粒子設計―Particulate Design」が、ドラッグデリバリーシステムを初めとする製剤技術、および、さまざまな粒子物性の制御技術において重要なキーワードとして登場して20年が過ぎようとしています。この20年間の粒子設計・粒子加工技術の集大成として本書は刊行されました。本書は、粒子設計・粒子加工を利用して製品開発、研究を行うときに「すぐに役立つ技術」をテーマごとに収載、必要な情報がわかりやすく解説されており、医薬品、食品はもとより幅広い産業分野で「ものづくり」に携わる方々にとって必携の書籍です。
書籍
近年、トキシコロジー分野での研究が著しく進み、専門用語を解説した用語事典の必要性が高まっています。本書は日本トキシコロジー学会による、延べ120名を超える専門家・編集委員によって、3年以上の歳月をかけて用語を選択し、解説を執筆されています。内容は、総合的に、重要かつ繁用されるトキシコロジー(毒性学)関連用語約3,800語を収録し、さらにトキシコゲノミックス、ファルマコキネティクスなど最新の領域も含め、活用の幅を広げています。専門家による用語解説を50音順に配列し、さらに用語の検索に便利な分野別一覧・英名索引を設け、活用しやすくまとめました。
書籍
精神疾患の中でも発生頻度の高い気分障害は、個人生活は勿論、社会経済に与えるマイナスの影響もおおきいと言われています。近年、多くの新しい向精神薬が認可されて薬物治療は変化し、治療や予防にあたる医療者は更に多くの理解と実践を求められてきています。本書は、気分障害についての理解を深め、治療に活用頂く為に、新たな治療アルゴリズムを改訂・作成し、気分障害の概要、診断基準・症例・評価尺度を加えわかりやすく解説いたしました。患者説明シートなど、精神科・心療内科のプライマリケア医のみならず、一般臨床医にもご活用頂ける内容です。
書籍
書名 |
CMCの実際
製剤研究のデザイン |
定価 |
¥4,180(税込) |
在庫 |
品切れ |
製剤研究・開発においてCMC(Chemistry,manufacturing and control:化学、製造及び品質管理)の理解は不可欠です。本書では、CMCの知識をまとめ、実際の研究・開発業務の効率化を図れるよう、一連の流れを段階的、科学的にわかりやすく説きおこしています。また、承認申請にあたってのICHのCTD、及び米国申請での特徴を記述すると共に、薬事法の改正と医薬品産業ビジョンとして、医薬品産業の国際化に向けての行政の対応基本方針も掲載しました。
書籍
現在、国際的にすすめられている保健医療改革では、根拠に基づく保健医療がグローバル・スタンダートとなっており、経済的評価もその重要な構成要素として政策決定や経営管理に利用されています。本書は、医療経済学、健康の効用(生活の質)の研究の世界的なリーダーである2人の研究者により記された医療経済学の決定書です。個別の保健医療の費用と効果の比較に焦点をあてることで、全ての医療従事者・消費者、また経営管理者が合理的に意思決定を行い、経済的効率を深く考えるのに活用出来る一冊です。
書籍
ハンガリー精神医学会名誉会長のBitterらは、ボン大学のHuberらによって構築された基底障害概念を参考に、19の主観欠損症状を取り上げ主観欠損症候群と命名し、その評価尺度(SDSS)を作成しました。本書は、SDSSを日本語に訳すとともに、評価者間信頼性および試験信頼性検討を行い、その結果も含めた日本語版主観欠損評価尺度(SDSS-J)の使用法に加え、SDSS-J評価にあたって必要と思われる主観欠損の考え方を紹介しています。
書籍
書名 |
プレアボイド 1
薬学的患者ケアの実践とその成果 |
定価 |
¥3,080(税込) |
在庫 |
品切れ |
本書は、薬歴管理・服薬指導・TDMなどの薬学的ケアを通じて、医薬品の副作用や相互作用を回避した、あるいは早期に発見して軽減化を図ったなど、臨床現場の薬剤師が実際に行なった実例報告と成果(アウトカム)を示した実務書です。回避した不利益は、副作用はもとより相互作用・重複投与・禁忌症・慎重投与・服薬ノンコンプライアンスなど多岐にわたっており、これらの実例報告は、薬剤管理指導業務・チーム医療等の実践に向けて、その内容・質的側面の充実を図る答えのひとつとなります。
書籍
2001年10月に発刊した「患者に選ばれる病院づくり」は、病院の建築関係者と医療担当者の両方から推奨される必読書として関係者の間で反響をよんでいます。本書は、多くの読者からの要望に応えたその続編で、12項目80のテーマについてさらに具体的に、自分が患者だったら、家族だったらこうして欲しいというハード的な願いを、300点を超える写真・図表を挙げて提示しています。三十数年の病院設計の経験に裏付けされた事例は臨場感に溢れ、医療のフィロソフィーにまで及ぶものです。
書籍
薬剤業務にPOSを導入する際に直面する様々な問題や疑問について、その理論と考え方を演習形式でわかりやすく解説しています。今改訂版では、よく寄せられる質問に対するQ&A形式による回答、POSの基本と構成、患者情報問診のポイントとチェックシートおよび標準ケア計画の利用、オーディットの実際例、薬学診断による薬剤管理指導の展開、を加筆し、より実践的内容としました。
書籍
本書は、薬剤経済学を基礎から学び、自分で薬剤経済学分析や研究デザインができるようになることを目標としてやさしく解説した入門書です。実際に表計算ソフトを用いて、練習できるように例題を配置し、ビジュアルに薬剤経済学を体験し、学習できるように配慮された構成となっているので、これから薬剤経済学を学ぶ初心者向けの内容となっています。
書籍
本書は、2002年版の姉妹書。グラフによるコンパクト化とひと目でわかるといった利便性はそのままに、有効性を比較する指標を変えて表示しています。精神科領域における薬物治療の参考としてご活用ください。(※2003年版では、有効性を比較する指標についてランダム効果を用いて表示しています。)
雑誌
医薬品等の製造に関する製剤技術と品質管理、国内外の情報・資料を提供する、わが国唯一の専門情報誌!
書籍
「ブラックボックス」―アルコールや薬物の依存症に関する発症や病態のメカニズムはいまだにこのように表現されることが多く、近年増加の一途をたどっている薬物摂取による健康被害や重大なアルコール依存症は、社会現象としてセンセーショナルに取り上げられ注目を浴びているにもかかわらず、効果的な治療手段や画期的な治療方法が十分に確立されていないのが現状です。本ガイドラインでは、実際の診断や治療に生かされるよう一流の臨床家によって執筆されました。心理・社会的サポートも含めた治療法などこれまでに得られたアルコール・薬物関連障害の知見がまとめられており、まさに、アルコール・薬物関連障害治療の英知の結集です。
書籍
新たに開発された医薬品の薬物動態の予測を行うために「参考となる資料」が、ガイドラインとして通知されています。「臨床薬物動態試験」「薬物相互作用の検討方法」「母集団薬物動態試験法」これら3件のガイドラインを十分活用していただくための解説を大学ならびに製薬企業の専門家によりまとめていただきました。
書籍
日本大衆薬工業協会加盟会社の一般薬および新指定医薬部外品533品目の添付文書要約(成分、効能、用法・用量、包装・価格)を、英・日対訳で薬効群ごとにまとめた書籍です。ほぼ全品目について製品写真を掲載。各薬効群の末尾には使用上の注意の対訳を製品情報とリンク可能な形で掲載し、カラー綴じ込み「絵で見る症状早わかり」や巻末の製品名索引、会社別索引など、付録も充実しました。
書籍
書名 |
医療安全推進総合対策
-医療事故を未然に防止するために- |
定価 |
¥2,200(税込) |
在庫 |
品切れ |
本書は、医療安全対策のめざすべき方向性と緊急に取り組むべき課題について検討が行われた厚生労働省の「医療安全対策検討会議」の報告書をまとめたものです。医療機関、製薬・機械メーカー、国家が取り組むべき課題を明らかにし、参考資料としてこれまでに検討されてきた医療安全対策事業を紹介した、実践的取り組みの基準書となっています。
書籍
医薬分業の進展、さらに病院薬剤師による病棟業務の拡大に伴い、薬剤師が直接、患者やその家族に接する機会は確実に増加しています。医薬品の効果や副作用などの説明を含め、人と接する薬剤師業務を円滑に進めるためには、患者らと良好な関係を築くことが必要です。本書はとくに薬剤師向けに、医療サービスを提供する上で必要となるコミュニケーションスキルについて解説します。
書籍
自己点検は、医薬品製造企業の品質管理・製造管理の中核をなすものです。本書は、法律、規則や通知の規定に基づいて、作業手順、製品状況などが実際に遵守されているかを確認するためのチェックリスト形式になっています。平成14年7月の薬事法改正により、ますます委受託関係が増えることに対応した項目を増やしました。
書籍
本書は、平成13年告示された日本薬局方の制定に伴い27品目が削除され、新たに医薬品有効成分50品目、医薬品製剤6品目が収載された内容となっています。今回、記載表現は第十四改正日本薬局方の表現に整合されています。なお、本書読者の利便性を図るため、医薬品正名・別名のクロスインデックスを巻末に収載しました。本書は第一部、第2部の2編で構成されています。
|