月刊薬事 2021年7月増刊号(Vol.63 No.10)
腎臓病薬物療法コンサルテーション
CKD・薬剤性腎障害・特殊な患者背景への実践的アプローチ!
商品コード |
91308 |
編著 |
杉本 俊郎/編 |
判型 |
B5判 |
発行日 |
2021年7月 |
ページ |
312頁 |
定価 |
¥3,960(税込) |
在庫 |
|
内容
●よくある症例に学ぶ、腎機能を考慮した薬物療法の考え方
腎臓に応じた薬剤の投与設計、薬剤性腎障害の予防・早期発見など、近年、多様かつ高度化する薬物療法において薬剤を有効・安全に使用するために薬剤師に期待される役割は高まっています。本増刊号では、腎臓専門医がよく遭遇する薬物療法に関するコンサルテーション事例から、腎機能を考慮した薬物療法の最新の考え方を解説します。
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目次
第1章 腎臓病薬物療法の基礎知識
1.腎障害の診断の基本
伊藤孝史
2.腎機能評価の基礎知識
神田英一郎
第2章 腎機能低下時の薬物動態と投与設計
1.腎疾患における臨床薬物動態〜基本原則
田中章郎、志水英明
2.急性腎障害(AKI)
安田日出夫、江間智映実
3.慢性腎臓病(CKD)
岩崎 藍、竹内裕紀、菅野義彦
4.血液透析
信貴勇佑、大矢昌樹、重松 隆
5.腹膜透析
金﨑雅美
第3章 症例に学ぶ! 薬剤性腎障害の判断と対応
1.薬剤性腎障害の発症機構
杉本俊郎
2.急性腎障害(AKI)
猪谷哲司、寺田典生
3.蛋白尿・ネフローゼ症候
丸山彰一、安田宜成
4.尿細管・間質障害
忰田亮平、後藤 眞
5.ナトリウム濃度異常
長澤 将
6.カリウム濃度異常
鈴木聡一郎、蘇原映誠
7.カルシウム濃度異常
小野水面、濱野高行
8.リン濃度異常
小野水面、濱野高行
9.マグネシウム濃度異常
坂口悠介
10.酸塩基平衡異常
山口 真
11.高尿酸血症・腫瘍崩壊症候群
中島大輔、菅野直希、横尾 隆
12.血圧・体液量異常
和田健彦
第4章 症例に学ぶ! CKD患者への薬剤の使い方
1.抗リウマチ薬
野畑宏信、伊藤恭彦
2.向精神薬
竹田徹朗
3.輸 液
髙山 卓、小波津香織
4.生物学的製剤・分子標的薬
渡辺裕輔
5.NSAIDs
三瀬直文
6.麻 薬
赤井靖宏
7.抗菌薬・抗真菌薬
平和伸仁
8.抗ウイルス薬
谷澤雅彦
9.降圧薬
座間味 亮、古波蔵健太郎
10.ループ利尿薬
杉本俊郎
11.サイアザイド系利尿薬・抗アルドステロン薬・vaptan系水利尿薬
田中伸枝、土谷 健
12.抗凝固薬
島本侑樹、糟野健司、岩野正之
13.造影剤
藤垣嘉秀
14.漢方薬
山崎 修、柴田 茂
15.PPI
龍華章裕
16.下 剤
龍華章裕
17.免疫抑制薬
林 綾香、長浜正彦
18.抗がん薬(古典的化学療法)
安田宜成
第5章 症例に学ぶ! 腎機能評価と薬剤投与時の注意点
1.高齢者
猪阪善隆
2.小 児
大田敏之、笠原庸子
3.妊 婦
金﨑啓造
4.うっ血性心不全
大西正人
5.糖尿病
平井太郎、北田宗弘、古家大祐
6.腎移植患者
赤沼嵩史、今井直彦
7.周術期・集中治療(criticalcarenephrologyの観点から)
大木里花子、土井研人
8.担がん・悪性腫瘍例(onco-nephrologyの観点から)
松原 雄
9.終末期(palliativenephrologyの観点から)
守山敏樹
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