調剤と情報 2022年7月号(Vol.28 No.9)
【特集】フォローアップがよくわかる! 利尿薬の使い方と患者指導
商品コード |
94370 |
編著 |
日本薬剤師会/監修 じほう/編 |
判型 |
A4変型判 |
発行日 |
2022年7月 |
ページ |
148頁 |
定価 |
¥1,870(税込) |
在庫 |
|
内容
●特集 フォローアップがよくわかる! 利尿薬の使い方と患者指導
利尿薬は、種類によって作用機序や利尿作用の強さ、副作用・相互作用が異なり、疾患による使い分けや副作用の管理について正しく理解する必要があります。また、水分・食事摂取状況など患者の生活環境による影響を踏まえ、脱水や電解質異常に関する生活指導も求められます。そこで本特集では、利尿薬を使用している患者を適切にフォローアップしていくためのノウハウについて解説します。
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目次
●特集 フォローアップがよくわかる! 利尿薬の使い方と患者指導
企画:古久保 拓(白鷺病院薬剤科)
◆利尿薬の基本を理解する
小松 康宏
◆利尿薬の薬学的な特徴と使い方
・ループ利尿薬、サイアザイド系利尿薬
宗山 真梨奈
・カリウム保持性利尿薬
髙山 慎太郎
・その他(イソソルビド、トルバプタン)
佐藤 伸輔
◆利尿薬との併用に注意すべき薬剤
國津 侑貴
◆利尿薬の患者指導とフォローアップ
添石 遼平
◆病態に応じた薬学的管理のポイント
・心不全患者
佐古 守人
・腎機能障害患者
矢野 未来
・肝機能障害(肝硬変)患者
野々山 雅俊
◆利尿薬抵抗性の原因と対応
大塚 尚
処方・調剤・保険請求のQ&A/日本薬剤師会
今月の話題/日本薬剤師会
連載
●聞いてみよう 薬剤師の知りたいこと
知っているようで知らない「しゃっくり」
大渕 俊朗
●全国各地の若手薬剤師をPick up 未来のリーダーたちよ、出てこいや!!
煎じ代行と測定機器を通じて地域の健康を支える相談所に
浦田 悠宇
●食を踏まえた患者フォロー! 薬局栄養学のススメ
糖尿病(糖尿病性腎症含む)
大野 伴和、三木 沙也佳
●Dr.溝渕の 心にグッとくる 循環器の病態×薬のロジック
慢性心不全の薬物療法─Case Study(HFrEF)
溝渕 正寛、馬橋 美由季
●新薬くろ~ずあっぷ
レットヴィモⓇカプセル
川名 真理子
●みんなはどうしてる? 患者と病院に何を伝えればいいの? 教えて! がん患者フォローアップ術
IRIS療法+ベバシズマブによる悪心・嘔吐への対応
久田 健登、野村 久祥
●今月のヒヤリ・ハッと・ホッとした話
澤田 康文
●まぜるな危険? 知って得するシロップ・ドライシロップの配合変化
クレマスチンフマル酸塩ドライシロップ
細谷 順
●第15回日本薬局学会学術総会 ポスター紹介
抗菌薬に関する患者の認識の適正化に対する薬局薬剤師による対面指導の有効性
松井 洸、阿部 真也、山口 浩、吉町 昌子、野村 和彦
Book Review
知っておきたいOTC医薬品 第3版
News & Topics
日本薬剤師研修センターだより
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次号案内
●特集 転倒予防のための薬剤管理 “クスリ”から“リスク”を発見する
◆転倒・転倒外傷予防の基本的な考え方
◆転倒に関わる患者側のリスク因子――加齢、疾患・病態を中心に
◆転倒のリスク評価とアセスメントツールの活用
◆転倒・転倒外傷予防のために注意したい薬剤と情報共有
・多剤併用
・転倒の発生リスクが高まる薬剤
・転倒時の外傷リスクが高まる薬剤
・骨粗鬆症治療薬
◆転倒に関わる外的・内的要因とその対策――住環境調整と運動の提案
◆薬局でもできる! 転倒・転落予防の取り組み
転倒・転落は老年症候群の代表的な症候であり、転倒・転落をきっかけとした大腿骨頸部骨折や頭蓋内出血などが寝たきりや死亡に繋がることが知られています。次号では、薬剤と転倒の関係に焦点を当て、転倒に関わる患者側のリスク因子(加齢、疾患・病態を中心に)や転倒のリスク評価に加え、転倒・転倒外傷予防のために注意したい薬剤などについて紹介します!
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