調剤と情報 2023年4月号(Vol.29 No.5)

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調剤と情報 2023年4月号(Vol.29 No.5)

【特集】リスクコミュニケーションとヘルスリテラシー

商品コード 94379
編著 日本薬剤師会/監修 じほう/編
判型 A4変型判
発行日 2023年4月
ページ 148頁
定価 ¥1,870(税込)
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内容

●特集 リスクコミュニケーションとヘルスリテラシー
 
患者に安全な医療を提供する一つの概念として、治療のさまざまなリスクを理解・共有してもらい、互いの協力のもとに医療を行う“リスクコミュニケーション”が進められています。地域における健康サポート薬局として、健康相談や医療機関受診を促す役割を期待される薬剤師において、「リスクコミュニケーション」「ヘルスリテラシー」を理解することは安全な医療とセルフメディケーションを推進するうえで重要です。
本特集では、「リスクコミュニケーション」「ヘルスリテラシー」2つの言葉の定義と基本を解説し、その関係性をどのように薬剤師業務に活かしていくかを紹介します。
 
 

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目次

●特集 リスクコミュニケーションとヘルスリテラシー
 
企画杉森 裕樹(大東文化大学スポーツ・健康科学部)
 
◆総論:リスクコミュニケーションとヘルスリテラシーの関係
杉森 裕樹、王 麗華、伊藤 直子、栗田順子、鈴木 桂子、町田 美千代、二野屏 美佳、古屋 龍規
◆リスクコミュニケーション編
・FDAリスクコミュニケーション
中山 健夫
・医薬品情報提供とリスクコミュニケーション
山本 美智子
・リスクコミュニケーション推進のためのPMDAの取り組み
大澤 智子
・適正なリスクコミュニケーションに向けた保健・医療情報資材の有用性評価
山本 美智子
◆ヘルスリテラシー編
・患者とのリスクコミュニケーションで医薬品適正使用を
俵木 登美子
・患者のヘルスリテラシーをどのように評価したらよいか?
石川 ひろの
・ヘルスリテラシーと医薬品情報の理解度
舛本 祥一
◆ヘルスリテラシー向上のための薬剤師の取り組み
・電子お薬手帳を通してヘルスリテラシー向上へ取り組む
村杉 紀明
・健康サポート薬局におけるヘルスリテラシー向上の取り組み
廣田 憲威
 
今月の話題/日本薬剤師会
 
処方・調剤・保険請求のQ&A/日本薬剤師会
 
連載
●聞いてみよう 薬剤師の知りたいこと
天気や天候の変化に関連した身体の不調 片頭痛治療のカギを握る予防・予兆・予測
郭 泰植
●全国各地の若手薬剤師をPick up 未来のリーダーたちよ、出てこいや!!
専門学校の講義とSNSを通じ、市販薬販売の主軸となる登録販売者を養成する
まめた
●新連載 薬局目線で解説! グラムスキー先生の感染症・抗菌薬マネジメント講座
感染症対策
瀧藤 重道
●新連載 あつまれ薬局1年生 本当は僕が新人のときに知りたかった薬局スキル
処方箋1枚だけでは、服薬指導のときにどんな情報を収集したらいいのかわかりません!
鈴木 邦彦
●薬剤師の対応力をUPさせるエビデンスあれこれ
児島 悠史、小原 一将
●新薬くろ~ずあっぷ
オスタバロ皮下注カートリッジ1.5mg
船木 麻美、舟越 亮寛
●社労士×薬剤師と考える お金と制度のハナシ
仕事の幅を広げる教育訓練給付制度―教育訓練給付制度を活用してスキルアップ
田内 一輝、鈴木 哲平
●食を踏まえた患者フォロー! 薬局栄養学のススメ
脂肪肝
大野 伴和、三木 沙也佳
●今月のヒヤリ・ハッと・ホッとした話
澤田 康文
●まぜるな危険? 知って得するシロップ・ドライシロップの配合変化
アリピプラゾール内用液①
細谷 順
●第55回日本薬剤師会学術大会 ポスター紹介
日本で初めて明らかとなった全国の薬局から収集した調剤情報に基づく抗菌薬使用動向とその影響因子の探索
村木 優一
 
News & Topics
 
日本薬剤師研修センターだより

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次号案内

●特集 薬局から発信するエビデンス 薬剤師の臨床研究
 
薬局薬剤師の臨床研究の現状と意義
臨床研究 進め方の概略
臨床研究が論文投稿されるまで
・クリニカルクエスチョン(CQ)とリサーチクエスチョン(RQ)の見つけかた
・先行研究・文献検索の方法
・データのよみかた
・研究方法・研究デザイン
・研究倫理
・研究のまとめかたと学会発表
・論文投稿
研究の環境を整える
・本部部門で勤務しながら研究を行った一例
・精神科領域に興味をもった調剤薬局薬剤師の研究活動について
・学際的研究のすすめ—薬というモノの先にある事象
 
薬局薬剤師による臨床研究は、病院に勤務する薬剤師と比較して少なく、「研究のテーマがない」「研究の方法がわからない」「研究にあてる時間がない」といった理由が、その大半を占めています。しかしながら、地域医療において薬と患者を繋いでいるのは薬局の薬剤師であり、薬局薬剤師でしか感じられない、クリニカル・クエスチョン(CQ)が存在しているはずです。これらの疑問へのチャレンジが患者環境を良くするエビデンスとして蓄積されていくのです。本特集では「薬局薬剤師の臨床研究」にフォーカスを当て、臨床研究のテーマの見つけかたから研究、解析の方法、学会発表、論文投稿に至るまでを解説します。

 

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