調剤と情報 2022年1月号(Vol.28 No.1)
【特集】薬学的管理に活かす! 臨床薬理UPDATE 2022
商品コード |
94364 |
編著 |
日本薬剤師会/監修 じほう/編 |
判型 |
A4変型判 |
発行日 |
2022年1月 |
ページ |
130頁 |
定価 |
¥1,870(税込) |
在庫 |
|
内容
●特集 薬学的管理に活かす! 臨床薬理UPDATE 2022
ここ数年、がんや免疫系疾患を中心に新薬開発が進み、新たな作用機序の薬剤が次々と承認されています。そこで本特集では、2021年に上市された主な治療薬に焦点を当て、①薬剤の基本情報、②服薬指導のポイント、③フォローアップのコツ、④医師との連携―について解説するとともに、症例をもとに薬学的管理例についても紹介します!
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目次
●特集 薬学的管理に活かす! 臨床薬理UPDATE 2022
企画:石井 伊都子(千葉大学医学部附属病院薬剤部)
◆抗CGRP(受容体)抗体薬(ガルカネズマブ、他)
中村 浩規
◆2型糖尿病治療薬(イメグリミン)
稲野 寛
◆sGC刺激薬(ベルイシグアト)
小林 賢滋
◆グレリン様作用薬(アナモレリン)
米村 雅人
◆ALK阻害薬(ブリグチニブ)
梅村 圭祐
◆TRK阻害薬(ラロトレクチニブ)
瀧口 友美
◆SMN2スプライシング修飾薬(リスジプラム)
石井 真理子、山谷 明正
処方・調剤・保険請求のQ&A/日本薬剤師会
今月の話題/日本薬剤師会
連載
●聞いてみよう 薬剤師の知りたいこと
心不全の最新ガイドラインをキャッチアップ!─知っておきたい新薬のハナシ
木田 圭亮
●新連載 医薬品情報のバイブル 新添付文書を使いこなせていますか?
医療用医薬品添付文書の記載要領の改正について
中田 英夫
●Dr.溝渕の 心にグッとくる 循環器の病態×薬のロジック
不整脈―Case Study(抗凝固療法)
溝渕 正寛、馬橋 美由季
●地域の健康相談室だからこそ実践したい! 伝わる 繋がるエビデンス
免疫にプロバイオティクスがよいって本当ですか?
岡本 淳志
●CQを解決して薬学的管理に活かす! 薬局放課後勉強会
ゾルピデムのCQ
曽我 公孝
●みんなはどうしてる? 患者と病院に何を伝えればいいの? 教えて! がん患者フォローアップ術
オキサリプラチンによる末梢神経障害
伊與田 友和、本田 雅志、野村 久祥
●新薬くろ~ずあっぷ
エムガルティⓇ皮下注120mgオートインジェクター、シリンジ
谷藤 亜希子
●今月のヒヤリ・ハッと・ホッとした話
澤田 康文
●まぜるな危険? 知って得するシロップ・ドライシロップの配合変化
ホスホマイシンカルシウムドライシロップ
細谷 順
News & Topics
日本薬剤師研修センターだより
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次号案内
●特集 口からはじめる薬学的管理―薬剤師が実践する口腔ケアのABC
◆薬局薬剤師が知っておきたい口腔の構造と機能
◆薬剤師ができる口腔機能の予防的アプローチ
・口腔のセルフメディケーション
・歯科への受診勧奨
◆薬剤性の口腔機能障害
・口腔乾燥
・口腔粘膜障害
・味覚障害
・その他の障害
◆嚥下機能に影響を及ぼす薬剤
◆服薬介助者へのアドバイスと多職種連携
現在、高齢者数とともに、口腔に関わる機能障害を有する患者数が増加しています。高齢者の口腔の機能障害として、例えば嚥下障害は、生理学的加齢による変化や認知機能の低下といった問題だけでなく、薬剤により症状が悪化する場合もあり、誤嚥性肺炎を起こす原因となります。また、歯周病は糖尿病や脳梗塞など全身疾患の増悪因子として知られ、これら疾患の進展予防に口腔ケアの有用性が報告されていますが、日本の歯科健診率は低く、薬局での口腔ケアや歯科連携が期待されています。そこで次号では、口腔の基本的な知識や薬局でできる予防的なアプローチとともに、薬剤による口腔の機能障害や嚥下機能に影響を及ぼす薬剤、多職種連携のポイントなどについて紹介します!
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