Patient Profile 理解のための
カルテの読み方と基礎知識 第4版
近年の医療環境の変化に伴い,カルテも形体,内容が変化し,医師個人のための記録から,薬剤師はもちろん,医師,看護師等のすべての医療チームあるいは患者,CRC(治験コーディネーター)まで,医療従事者すべての「患者個人の疾病の経緯」資料として位置付けられています。 今版では,カルテの基本と読み方の項目で,電子カルテ,クリニカルパス,インフォームドコンセント,カルテの開示,EBM(エビデンスに基づく医療)の概念についてなどを解説し充実を図ったほか,TDM(治療薬物モニタリング)編,薬剤編,輸液編では,新薬および治療薬項目の追加も行っています。また,検査編においても診断・治療の指針となる各種ガイドラインを紹介しており,臨床での実用性を増しました。 ★本書の使い方のポイント★ ●本書は机上の本というより常に持ち歩くノート, あるいは簡単に情報が引き出せる便利帳として活用してください。 ●本書の記載されているカルテ,伝票類,カルテ用語(略語), 医療用語,臨床検査値,臨床検査方法,医薬品名は,あくまでも参考例であり, それぞれの病院で使用されているカルテ,伝票類,院内用語,採用医薬品を 参照してください。そして自分自身の便利帳に作り換えてください。
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