月刊薬事 2024年6月号(Vol.66 No.8)

立ち読み

月刊薬事 2024年6月号(Vol.66 No.8)

【特集】“何となく”で終わらせない薬剤選択 病棟での疼痛マネジメント

商品コード 93624
編著
判型 A4変型判
発行日 2024年6月
ページ 168頁
定価 ¥2,365(税込)
在庫

facebook twitter

カートに入れる

  • 内容
  • 目次
  • 次号案内
  • 関連商品

内容

●特集 “何となく”で終わらせない薬剤選択 病棟での疼痛マネジメント

企画: 牛田 享宏(愛知医科大学病院 副院長/疼痛緩和外科・いたみセンター)

痛みは、患者からよくきく訴えの一つですが、原因は多種多様で、強さ・程度には個人差があります。そのため、痛みへの対応には明確な基準がなく、“何となく”ある特定の薬剤選択をしてしまいがちです。
本特集では、“何となく”で鎮痛薬を選ばず、適切な疼痛薬物療法の支援ができることを目指します。病棟でよくあるシチュエーションにおける痛みへの基本的対応、疾患ごとの痛みのメカニズムと治療、それらを踏まえた薬剤選択の考え方など、実践的な疼痛マネジメントを解説します。








▲ページの先頭へ

目次

特集 

“何となく”で終わらせない薬剤選択 病棟での疼痛マネジメント

 

■特集にあたって

牛田 享宏

■総論

 ●患者から「痛い」と訴えがあったなら――痛みの分類から考える適切なアプローチ

              稲毛 一秀、清水 啓介、竹生 浩人、折田 純久、江口 和、古矢 丈雄、

牧 聡、志賀 康浩、井上 雅寛、菱谷 崇寿、奥山 晃平、大鳥 精司

 ●病棟でよく出合う疼痛への対応

上野 博司

■慢性的な痛みと薬の使い方

 ●慢性頭痛

太田久仁子、竹島多賀夫

 ●神経障害性疼痛

住谷 瑞穂、安藤 雅恵、小暮 孝道、住谷 昌彦

 ●胃痛・腹痛

山本さゆり、小笠原尚高、脇田 嘉登、前川 正人、春日井邦夫

 ●腰痛,肩・膝などの関節痛,首の痛み

尾﨑 一規、泉 仁

■悩ましい場面での痛みと薬の使い方

 ●周術期の疼痛治療

篠川 美希、寺口 徹、植田 健一

 ●処置時の疼痛治療

宮内 雅人

 ●認知症患者への疼痛治療

上野 雄文

■疾患特有の痛みと薬の使い方

 ●三叉神経痛

川口 早織、井関 雅子

 ●リウマチ性疾患(関節リウマチ・脊椎関節炎・その他の膠原病)

那須 義久、西田圭一郎

 ●帯状疱疹

渡辺 大輔

 ●骨転移による痛みに対する集学的アプローチ

野里 洵子、佐藤 信吾

■トレンドトピックス

 ●術後疼痛管理チーム加算とその役割

木村 嘉之

 ●腎障害患者へのNSAIDs,アセトアミノフェンの考え方

平田 純生

 ●薬物乱用頭痛――頭痛外来での支援

渡邉 由佳、五十嵐久佳

 

 

 

連載

Clipboard12

腎領域/DI領域

森住 誠/若林 進

●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO8

糖尿病領域 2型糖尿病を既往にもつ患者の病態と持参薬の評価

瀬下 貴大

●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表,論文執筆[2

クリニカルクエスチョンの導き方と文献検索の準備

八木 達也

●最新の話題をPick Up おしえて! 気になる小児感染症[2

先天梅毒が増えてるってホント?

伊藤 健太

●つながる検査と薬[12

急性リンパ性白血病の診断となった小児患者

歌野 智之

●振り返れば国試[12

SGLT2阻害薬の服薬指導やモニタリングのポイントは?

鈴木 正論

●あなたはどう考える? パズルで紐解く病態別栄養療法[11

心不全の症例に適切に対応するためのピースはどれ?

吉田 貞夫

●添付文書からRMP,審査報告書まで 新薬ななめ読み[44

ゴービック水性懸濁注シリンジ/クイントバック水性懸濁注射用(沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオヘモフィルスb型混合ワクチン)

若林 進

●総合診療医が教える。外来薬物療法ケースカンファレンス[28

血圧について正しいのはどれか?

石井 義洋

●ジャーナルクラブの広場

齋藤 靖弘/石井聡一郎/齊藤 順平/鈴木 大介/桑原 秀徳/桝田 浩司/

Andria LatifiRichard YikLisa Holle、鈴木 真也/木村 友絵、木村 利美

 

その他

●今月の読者プレゼント

News Lab.

●学会&研修会カレンダー

●次号予告・編集部より

▲ページの先頭へ

次号案内

 特集 治療効果を維持するためにどう動く? 第一選択薬がないときの次の一手

 

◆企画:小池 博文(横浜市立大学附属病院薬剤部)

 

■総論

 ●医薬品供給不足に薬剤師はどう動く?

 ●後発医薬品の供給体制と今後の展望

 ●医薬品供給不足が続くなかでのフォーミュラリ策定のメリット・デメリット

 ●大規模災害時に求められる医薬品供給体制

 

■こんなときどうする? 抗菌薬がないときの次の一手

 ●経口ペニシリン系製剤がない場合

 ●経口セフェム系製剤がない場合

 ●注射用アンピシリン・スルバクタムがない場合

 ●注射用第1世代/2世代セフェム系薬がない場合

 ●注射用バンコマイシンがない場合

 ●注射用アゾール系薬がない場合

 

■こんなときどうする? 抗がん薬・支持療法薬がないときの次の一手

 ●タキサン系製剤がない場合

 ●プラチナ系製剤がない場合

 ●葉酸代謝拮抗薬または救援療法薬がない場合

 ●5-FU製剤がない場合

 ●制吐薬(5-HT3拮抗薬またはNK1受容体拮抗薬)がない場合

 

■こんなときどうする? 救急医療・集中医療での頻用薬がないときの次の一手

 ●静注用鎮静薬(プロポフォールまたはミダゾラム)がない場合

 ●アドレナリンまたはノルアドレナリンがない場合

 ●注射用アセトアミノフェンがない場合

 

■こんなときどうする? 外来診療での頻用薬がないときの次の一手

 ●心不全治療薬(ループ利尿薬)がない場合

 ●免疫抑制薬(シクロスポリンまたはタクロリムス)がない場合

 ●抗リウマチ薬(メトトレキサート)がない場合

 ●経口ステロイド(プレドニゾロン・デキサメタゾン)がない場合

 ●睡眠薬(オレキシン受容体拮抗薬)がない場合

▲ページの先頭へ


関連商品

  • 月刊薬事 2024年8月号(Vol.66 No.11)
  • 月刊薬事 2024年7月号(Vol.66 No.9)
  • 月刊薬事 2024年5月号(Vol.66 No.7)
  • 月刊薬事 2024年4月号(Vol.66 No.5)
  • 月刊薬事 2024年3月号(Vol.66 No.4)
  • 月刊薬事 2024年2月号(Vol.66 No.3)
  • 月刊薬事 2024年1月号(Vol.66 No.1)
  • 月刊薬事 2023年12月号(Vol.65 No.16)
  • 月刊薬事 2023年11月号(Vol.65 No.15)
  • 月刊薬事 2023年10月号(Vol.65 No.13)
  • 月刊薬事 2023年9月号(Vol.65 No.12)
  • 月刊薬事 2023年8月号(Vol.65 No.11)

▲ページの先頭へ