OTC医薬品情報提供のエッセンス
添付文書の使用上の注意が説明できる本
商品コード |
49428 |
編著 |
米山 博史/著 |
判型 |
A5判 |
発行日 |
2017年3月 |
ページ |
224頁 |
定価 |
¥2,750(税込) |
在庫 |
|
内容
●一般用医薬品の基準に基づいて、「使用上の注意」の記載事項を詳しく解説!
OTC医薬品を買いにきた方から相談を受けたとき、あるいはOTC医薬品を使用中の方から相談を受けたとき、適切に対応できていますか。
OTC医薬品(要指導医薬品・一般用医薬品)を販売する際には、予め使用者にインタビューして、その医薬品が適さない症状・体質でないことを確かめる必要があります。また、その医薬品を使用中に不具合があったときの対処も指導しなければいけません。これら情報提供業務の際には,その医薬品の「してはいけないこと」、「相談すること」といった使用上の注意を使用者が正しく理解できるよう、専門家が適切に助言・補足することが必要です。本書は,OTC医薬品の使用上の注意に、「してはいけないこと」、「相談すること」が記載された理由を薬効群・成分ごとに解説し、専門家による情報提供に厚みを持たせる内容です。
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目次
第Ⅰ章 OTC医薬品の添付文書
1 OTC医薬品の添付文書に書いてあること
1 添付文書って何?
2 添付文書の構成と概要
3 添付文書の重要性
2 薬の効き方
1 薬の吸収・分布・代謝・排泄
2 血中濃度と用法・用量
3 医薬品の副作用
3 「使用上の注意」の重要性
1 「使用上の注意」に記載される内容
2 「してはいけないこと」
3 「相談すること」
4 「使用上の注意」の重要性
第Ⅱ章 使用上の注意
1 かぜ薬
1 かぜ薬(生薬のみからなる製剤を除く)
2 かぜ薬(生薬のみからなる製剤)
2 解熱鎮痛薬
3 鎮咳去痰薬
4 胃腸薬
1 制酸薬を主体とする製剤
2 健胃薬を主体とする製剤
3 消化薬を主体とする製剤
4 整腸薬を主体とする製剤
5 止瀉薬を主体とする製剤
6 鎮痛鎮痙薬を主体とする製剤
5 瀉下薬
1 瀉下薬(ヒマシ油およびマルツエキスを除く)
2 瀉下薬(ヒマシ油)
3 瀉下薬(マルツエキス)
6 鎮暈薬
7 眼科用薬
1 眼科用薬(一般点眼薬)
2 眼科用薬(抗菌性点眼薬)
3 眼科用薬(人工涙液)
4 コンタクトレンズ装着液
5 洗眼薬
8 ビタミン主薬製剤
1 ビタミンA主薬製剤
2 ビタミンD主薬製剤
3 ビタミンE主薬製剤
4 ビタミンB1 主薬製剤
5 ビタミンB2 主薬製剤
6 ビタミンB6 主薬製剤
7 ビタミンC主薬製剤
8 ビタミンAD主薬製剤
9 ビタミンB2B6主薬製剤
10 ビタミンEC主薬製剤
11 ビタミンB1B6B12主薬製剤
9 浣腸薬
1 液剤(成型、希釈型)
2 グリセリン坐剤
3 ビサコジル坐剤
10 駆虫薬
11 鼻炎用点鼻薬
12 鼻炎用内服薬
13 外用痔疾用薬
14 みずむし・たむし用薬
15 鎮痒消炎薬
第Ⅲ章 注意事項解説
1 基本的な注意
1 アレルギーに関連した注意
2 相互作用に関連した注意
3 連用に関する注意
4 その他基本的な注意
2 年齢・状態に関連する注意
1 小児に関する注意
2 高齢者に関する注意
3 妊婦または妊娠していると思われる人に関する注意
4 授乳中の人に関する注意
3 中枢神経系に関する注意
1 眠気に関する注意
2 その他中枢神経系に関する注意
4 目に関する注意
1 目のかすみ、異常なまぶしさ
2 緑内障に関する注意
3 その他の目に関する注意
5 循環器系に関する注意
1 血圧に関する注意
2 心臓病に関する注意
3 その他循環器系に関する注意
6 消化器系に関する注意
1 消化管粘膜の防御機能の低下に関する注意
2 腸の異常に関する注意
3 その他消化器系に関する注意
7 代謝・排泄系に関する注意
1 肝臓に関する注意
2 腎臓に関する注意
3 その他泌尿器系に関する注意~排尿困難~
8 呼吸器系に関係する注意
1 呼吸器系に関連する注意
9 その他、記載される注意
1 糖尿病
2 甲状腺機能障害
3 全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病
4 てんかん
5 女性特有の注意
6 使用部位に関する注意
7 その他これまでに説明していない注意
第Ⅳ章 重篤な副作用と関連成分
1 全身に現れる副作用
1 悪性症候群
2 横紋筋融解症
3 肝機能障害(肝障害)
4 偽アルドステロン症
5 急性汎発性発疹性膿疱症
6 再生不良性貧血
7 ショック(アナフィラキシー)、アナフィラキシー様症状
8 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群:SJS)
9 ミオパチー
10 無顆粒球症
11 無菌性髄膜炎
12 メトヘモグロビン血症
2 局所に現れる副作用
1 胃腸障害(消化性潰瘍)
2 イレウス様症状(腸閉塞様症状)
3 眼圧上昇
4 間質性肺炎
5 腎機能障害(腎障害)
6 接触皮膚炎、光線過敏症
7 喘息(ぜんそく)
8 排尿困難、尿閉
9 薬疹
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