【特集】早期発見から治療継続につなげる 認知機能低下・認知症のある人のケア
企画:内田 直樹(医療法人すずらん会 たろうクリニック院長)
認知症の原因疾患のほとんどは進行性で不可逆性という特徴がある一方で、一部には早期介入により改善が見込める可逆的な疾患があるため早期発見が重要です。また、認知症に対する薬物療法の効果に限界がある現状では、薬物療法以外の治療やケアの選択肢を複数もったうえでその人にあわせた治療継続の工夫が必要となります。
本特集では、認知機能低下の原因疾患の鑑別から、薬物療法の選択、服薬指導、そして長期的な治療継続支援まで、薬剤師が果たすべき役割を多角的に解説します。さらに、認知症当事者の視点も取り入れたうえで、臨床現場で直面する課題への対応策や最新の治療法についても取り上げ、認知症ケアの質向上に貢献する実践的な知識を提供します。
【特集】早期発見から治療継続につなげる 認知機能低下・認知症のある人のケア
企画:内田 直樹(医療法人すずらん会 たろうクリニック院長)
■特集にあたって
■早期介入のために知っておきたい 認知機能低下のアセスメントと原因疾患
●スコアの先を読む薬剤師のための認知機能アセスメント・スケール実践活用術
――HDS-Rの項目別評価から個別最適化された薬学的ケアへ
●認知症
●せん妄
●高齢者のうつ病
●高齢者のてんかん
●甲状腺機能低下症とビタミンB12欠乏症
●薬剤性認知機能低下(drug-induced cognitive impairment)
■こんなときどうする? 認知症のある人への対応
●BPSDへの非薬物療法はどうする?
●BPSDへの薬剤選択はどうする?
●抗認知症薬と認知症抗体療法はどう使う?
●認知症のある人にはどのような言葉がけをしたらよい?
●認知症のある人の意思決定支援、ACPはどうする?
■退院後の治療継続のコツ
●退院後を見据えた認知症の治療とケア
●在宅における認知症患者さんの薬剤管理
――患者・家族の想いに寄り添う包括的支援のあり方
●認知症の当事者から薬剤師さんに伝えたいこと
【取材】
INTERVIEW
●「患者を総合的にとらえる」、「当たり前のことを当たり前に」
──薬剤師がもつべきホスピタリストマインド
【連載】
●現場で役立つ読み方と薬物治療のヒント 臨床検査値ケースファイル[1]*新連載
ウイルス検査×HBs抗原陽性
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[21]
循環器領域 尿路感染を発症した心不全患者へのSGLT2阻害薬再開可否の検討
●精神科のおくすり事情[2]
引きこもるようになり妄想・幻聴に襲われはじめた若年男性
――統合失調症の初発エピソード
●のんびりDI談話室[8]
「汎用規格」は「通常用量」なのか?
●5のStepで使いこなす薬物動態学[8]
新規抗菌薬セフィデロコルの血中濃度は腎機能低下時にどう変化する?
後編 血中濃度の変化を評価してみよう
●休薬・中止の判断はどうする? 今日から始めるシックデイ・マネジメント[5]
シックデイマネジメントにおける栄養管理──糖尿病と腎臓病を中心に
●ルーティン処方 Do処方 異常なし? それってあたり前?[6]
ずっと服用しているからDo! で大丈夫? 入院を契機に考える処方薬の見直し
●明日へつながる 救急薬剤師のトビラ[2]
『夜勤中に救急外来からの問い合わせ』――電話対応で関わる救急医療
●ガイドラインではわからない患者・家族の大切なもののための 緩和ケア薬の使い方[11]
患者は世の中のどんながん情報をみているのか?
●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表、論文執筆[16]
論文投稿時、投稿後(登録、査読への対応)
●添付文書からRMP、審査報告書まで 新薬ななめ読み[58]
ビルタサⓇ懸濁用散分包8.4g(パチロマーソルビテクスカルシウム)
●ジャーナルクラブの広場
その他
●今月の読者プレゼント
●書籍案内
●学会&研修会カレンダー
●書評 新スタンダード薬学シリーズ第3巻 基礎薬学 Ⅸ.解剖生理学
●News Lab.
●次号予告・編集部より
【特集】病態生理がわかればマネジメントがわかる! 心不全の「なぜ?」
企画:岸 拓弥(国際医療福祉大学大学院医学研究科循環器内科学 教授)
■心不全の原因の「なぜ?」
●冠動脈疾患が心不全に至るメカニズムは?
●高血圧・糖尿病CKDはどの程度心臓に影響を与えるの?
●拡張型・肥大型心筋症の「心不全リスク」をどう評価する?
●急性冠症候群(ACS)の分類とアプローチの違いは?
●抗がん薬による心毒性のメカニズムと影響は?
■心不全症状の「なぜ?」
●入院中に浮腫が現れたらどう対応する?
●夜間に呼吸困難が悪化するのはなぜ? どう対応する?
●心不全患者の倦怠感はどうフォローするとよい?
■心不全治療・管理の「なぜ?」
●心不全患者の心房細動を見つけたらどうする?
●心不全の薬物治療は、左室駆出率(LVEF)の分類でどのように変わる?
●非心臓手術の術前検査が必要なのはどんなとき?
●心不全再燃予防のための生活習慣指導のコツと、治療継続を成功させる秘訣は?
●薬剤管理サマリーを活用した退院後フォローのポイントは?
企画:内田 直樹(医療法人すずらん会 たろうクリニック院長)
認知症の原因疾患のほとんどは進行性で不可逆性という特徴がある一方で、一部には早期介入により改善が見込める可逆的な疾患があるため早期発見が重要です。また、認知症に対する薬物療法の効果に限界がある現状では、薬物療法以外の治療やケアの選択肢を複数もったうえでその人にあわせた治療継続の工夫が必要となります。
本特集では、認知機能低下の原因疾患の鑑別から、薬物療法の選択、服薬指導、そして長期的な治療継続支援まで、薬剤師が果たすべき役割を多角的に解説します。さらに、認知症当事者の視点も取り入れたうえで、臨床現場で直面する課題への対応策や最新の治療法についても取り上げ、認知症ケアの質向上に貢献する実践的な知識を提供します。
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