【特集】目からウロコの 眼科領域の副作用
企画: 石岡 みさき(みさき眼科クリニック 院長)
医薬品や治療によって生じる眼科領域の副作用は多岐にわたります。眼は、視力の低下などがQOLに直結するため、医薬品の使用による副作用の出現には注意が必要です。点眼薬は時に全身の副作用として現れ、また反対に全身治療薬の副作用が眼症状として現れることもあり、気を付けていないと見落とされることも少なくありません。
本特集では、眼科医が実際に経験した“ヒヤッとした症例”も盛り込み、まさに目からウロコの落ちる1冊です。
【特集】目からウロコの 眼科領域の副作用
企画:石岡 みさき(みさき眼科クリニック 院長)
■特集にあたって――薬剤師による確認が最後の砦。
■眼とはどんな臓器?
●眼の解剖
■全身疾患と眼の関係
●糖尿病網膜症
●高血圧網膜症
●シェーグレン病によるドライアイ
●移植片対宿主病(GVHD)によるドライアイ(眼GVHD)
●甲状腺眼症
■眼⇔全身の副作用
●なぜ点眼薬で全身副作用が、なぜ全身投与薬で眼の副作用が起きるのか
●ステロイドによる眼科領域の副作用
●眼科で診る重篤な副作用
●抗がん薬による眼科領域の副作用
■知っておきたい眼科特有の副作用
●眼科領域に特有の副作用――総論
●眼圧上昇
●防腐剤の影響
●β遮断薬と全身副作用
●プロスタノイド受容体関連薬と特有の副作用
●レバミピドによる涙道閉塞、涙嚢炎、苦味
●ジクアホソルによる眼脂、流涙
●抗緑内障薬による嚢胞様黄斑浮腫
●シクロペントラートによる幻覚
●アトロピンによる全身症状
●角膜沈着物
■定期的な眼科検査が必要な薬剤
●ヒドロキシクロロキン
●エタンブトール
●ベランタマブ、ダトポタマブによる角膜障害
●見え方が変わる薬剤
■こんなこともある?! 知っておきたい意外な副作用
●「なんだか目の調子が悪い。点眼薬でも治らない」
――薬剤性眼瞼けいれん
●「瞳孔不同、さあ大変!」
――散瞳による瞳孔不同(ラピフォートⓇ)
●「アレルギーの治療をしたはずなのにアレルギー?」
――デュピルマブによる結膜炎
●「かぶれに出された薬で、またかぶれます」
――ステロイドに配合されているフラジオマイシン
●「検査後にまぶたが腫れる?」
――フェニレフリン点眼による遅発性アレルギーを見逃さない
●「使っていることがわかっていれば対策あり!」
――術中虹彩緊張低下を起こす薬剤
●「薬の副作用? それとも疾患?」
――Fabry病とアミオダロンの副作用
●「副作用を減らすための点眼薬処方が原因?」
――チソツマブとブリモニジン点眼液
●「濃度が高いほうが効くわけではない?」
●「家にあった点眼薬を使ったら目が見えなくなった!」
――他人の処方点眼薬を使用? 小児用だから大丈夫?
●「点眼薬ではないものを点眼してしまった!」
【特別寄稿】
Insight Report
●疑義照会DXの未来
――薬剤師の「ため息」を、次世代への仕組みに変えるために
【連載】
●対話で学ぶ 在宅救急ことはじめ[3]
在宅患者の発熱 その2――身体所見と治療・ケアの重要性
●休薬・中止の判断はどうする? 今日から始めるシックデイ・マネジメント[9]
慢性腎臓病におけるシックデイマネジメント
●ルーティン処方 Do処方 異常なし? それってあたり前?[10]
高齢透析患者のリン管理――検査の数値だけでリン低下薬を調整して大丈夫?
●5のStepで使いこなす薬物動態学[12]
腎障害患者へのペメトレキセドの投与設計はどうする?
後編 血中濃度変化を評価して、投与設計してみよう
●ガイドラインではわからない患者・家族の大切なもののための 緩和ケア薬の使い方[15]患者が悪液質になる前に薬剤師ができること
●明日へつながる 救急薬剤師のトビラ[6]
本日は病棟ヘルプの日。そこで発生した院内急変!――知識と経験が力となる
●精神科のおくすり事情[6]
身体の不調を過度に気にする高齢女性──身体症状症の処方箋
●のんびりDI談話室[12]
「インタビューフォームは完成形ではない」
──“情報を育てる”薬剤師のまなざし
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[25]
医薬品情報領域 バイオシミラー使用促進に向けた課題と対策はどうしてる?
●現場で役立つ読み方と薬物治療のヒント 臨床検査値ケースファイル[5]
肝機能①×肝細胞障害型
●添付文書からRMP、審査報告書まで 新薬ななめ読み[62]
ドプテレットⓇ錠20mg(アバトロンボパグマレイン酸塩)
●ジャーナルクラブの広場
その他
●今月の読者プレゼント
●書籍案内
●News Lab.
●学会&研修会カレンダー
●次号予告・編集部より
【特集】苦手克服! 抗精神病薬の上手な使い方(仮)
企画:桑原 秀徳(瀬野川病院診療支援部)
■疾患別 抗精神病薬はこう使う
●はじめに知っておきたい抗精神病薬の歴史
●統合失調症(急性期、維持期)
●治療抵抗性統合失調症
●双極症(急性期、維持期)
●うつ病、抑うつ状態(精神病性うつ病を含む)
●自閉スペクトラム症(知的発達症を含む)
●高齢者への使いどころ(BPSD、せん妄)
●精神疾患以外での使いどころ(不眠、食思不振、鎮痛薬の増強、悪心・嘔吐、吃逆、めまい、乗り物酔い)
■統合失調症のよくある身体合併症
●統合失調症×糖尿病
●統合失調症×心疾患、QT延長
●統合失調症×腎機能障害、透析
●統合失調症×嚥下機能障害、誤嚥性肺炎
●統合失調症×抗コリン性副作用(尿閉、前立腺肥大症、便秘、イレウスなど)
■抗精神病薬のギモン
●薬理的に区別が必要な抗精神病薬は?
●抗精神病薬で気をつけるべき相互作用は?
●抗精神病薬のやめどきは? 中止で悪化するのはどんなとき?
●抗精神病薬の副作用はどこまで説明すべき?
●剤形からみる抗精神病薬の上手な選び方は?
●服薬アドヒアランスが悪い人にはどうアプローチする?
※内容は場合により変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
企画: 石岡 みさき(みさき眼科クリニック 院長)
医薬品や治療によって生じる眼科領域の副作用は多岐にわたります。眼は、視力の低下などがQOLに直結するため、医薬品の使用による副作用の出現には注意が必要です。点眼薬は時に全身の副作用として現れ、また反対に全身治療薬の副作用が眼症状として現れることもあり、気を付けていないと見落とされることも少なくありません。
本特集では、眼科医が実際に経験した“ヒヤッとした症例”も盛り込み、まさに目からウロコの落ちる1冊です。
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