【特集】患者ニーズに応える薬のカタチをひもとく 知ってるつもりの製剤ナレッジ
企画:山本 佳久(帝京平成大学薬学部 物理薬剤学ユニット 教授)
医薬品は、有効成分が確実に効能効果を発揮できるよう、また患者が適切に服用できるよう、さまざまな製剤技術を駆使して設計・製造されています。そのため、さまざまな剤形が存在し、臨床現場では、小児や高齢者、嚥下困難患者、投与ルート、生活習慣などにあわせて、調剤や服薬の対応が複雑化しています。
本特集では、剤形ごとの特性や製剤技術の背景を整理し、服薬指導時の注意点や患者説明に役立つ知識のほか、新しい製剤技術なども交えて解説します。
【特集】患者ニーズに応える薬のカタチをひもとく 知ってるつもりの製剤ナレッジ
企画:山本 佳久(帝京平成大学薬学部 物理薬剤学ユニット 教授)
■特集にあたって
■総論:添付文書を見つめなおす
●添付文書からわかること
●添加剤の役割
●剤形と薬物動態の違い――製剤設計の視点から読み解く
■製剤学的な視点からの薬学的管理
●相互作用
●配合変化(pH添加剤)
●一包化
●包装(光の影響など)
●製剤の崩壊と溶出から考える服薬指導の工夫
■何が違う? どう違う? 使い分け説明のコツ
●製剤選択における剤形の重要性
●吸入剤の製剤学的特徴と薬剤選択
●漢方薬の剤形の意味と患者にあわせた選択
●がん性疼痛におけるNSAIDsの剤形選択
●褥瘡治療薬の使用方法と使い分け
■患者背景・生活スタイルによりそう剤形
●小児製剤を取り巻く現状と課題――近年の動向と製剤学的進展を踏まえて
●生活スタイルにあわせた剤形選び――就業者・幼児・学生・旅行時など
●嚥下機能が低下している患者に適した剤形
●在宅医療を受けている患者への注意点
■新しいかたちを探る院内製剤
●がん性創傷(改良型Mohsペースト)
●ミニタブレット
【取材】
Pharm Next
●究極のオーダーメイド製剤への挑戦――卓上錠剤製造工場
【Report】
●薬物治療を導くリーダーシップ発揮のビジョン――日本病院薬剤師会関東ブロック 第55回学術大会
●職種の垣根を超えた褥瘡ケア――第27回日本褥瘡学会学術集会
【連載】
●対話で学ぶ 在宅救急ことはじめ[1]*新連載
在宅救急の考え方・動き方
●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表論文執筆[18](完)
エピローグ:薬剤師の研究活動がもたらす未来と業務改善への応用
●5のStepで使いこなす薬物動態学[10]
肝機能障害時にアトルバスタチンの血中濃度はどう変化する?
後編 血中濃度の変化を評価してみよう
●ルーティン処方 Do処方 異常なし? それってあたり前?[8]
血管新生阻害薬による高血圧・蛋白尿への降圧薬の選択
――ACE阻害薬/ARBは常に第一選択?
●のんびりDI談話室[10]
麻薬バーコードの「ちょっと気になる」話――医薬品マスタ担当者の小さな気づき
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[23]
がん領域 抗がん薬の処方監査――カペシタビンの処方監査について
●休薬・中止の判断はどうする? 今日から始めるシックデイ・マネジメント[7]
関節リウマチ・膠原病におけるシックデイマネジメント
●精神科のおくすり事情[4]
2カ月前から憂うつな気分や意欲の低下が続く会社員――うつ病の急性期
●現場で役立つ読み方と薬物治療のヒント 臨床検査値ケースファイル[3]
甲状腺検査×TSH 12.3μU/mL
●おくすり瓦版[3]
妊娠とくすりを考える
●添付文書からRMP審査報告書まで 新薬ななめ読み[60]
ゼポジアⓇカプセル(オザニモド塩酸塩)
●ガイドラインではわからない患者・家族の大切なもののための 緩和ケア薬の使い方[13]
がん患者のつらさに薬剤師は何かできる?
●明日へつながる 救急薬剤師のトビラ[4]
救急医療における薬剤師としての最初の一歩――どんな準備をして何の薬を覚えればよい?
●ジャーナルクラブの広場
その他
●今月の読者プレゼント
●書評 『病態を理解するための 臨床検査値判読マニュアル』
●書評 『術前休薬クイックリファレンス』
●書籍案内
●News Lab.
●学会&研修会カレンダー
●お詫びと訂正
●次号予告・編集部より
【特集】密度の高い介入をしよう! 骨粗鬆症治療のEvidence Update
企画:竹内 靖博(国家公務員共済組合連合会 虎の門病院分院 院長)
骨粗鬆症を背景とする大腿骨近位部骨折や脊椎圧迫骨折などの脆弱性骨折が生じると、二次性骨折のリスクが高まり、寝たきりの原因となることから、超高齢社会の現在においては早期介入・予防の必要性が高まっています。2022年には「二次性骨折予防継続管理料」が新設され、薬剤師による二次性骨折・骨粗鬆症予防への介入が期待されています。
本特集では、薬剤師による骨粗鬆症・骨折予防への取り組みなど近年注目度高まっている動向を扱うほか、最新のEvidenceに基づく骨粗鬆症の治療戦略、副作用マネジメント、二次性骨折予防への介入のポイントを解説します。
■Trend Topics
●骨粗鬆症治療薬導入時に薬剤師外来でどう指導する?
●「骨粗鬆症リエゾンサービス」(OLS)と二次性骨折予防における薬剤師の役割は?
●長期使用による骨折リスクに注意すべき薬剤は?
■骨粗鬆症治療の現在地
●骨粗鬆症の病態の特徴は? 鑑別診断はどのようにされる?
●骨粗鬆症治療薬の選択の考え方は? どのように治療効果を判定する?
●骨粗鬆症治療が無効のときはどのように変更する?
●骨粗鬆症治療における活性型ビタミンD製剤の位置づけは?
●骨粗鬆症治療におけるカルシウム製剤の位置づけは?
●骨粗鬆症治療薬の中止が必要になったらどうする?
●骨粗鬆症の非薬物療法で薬剤師が知っておきたいことは?
■骨粗鬆症治療薬の副作用マネジメント
●骨粗鬆症治療薬による薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)
●骨粗鬆症治療薬による非定型大腿骨骨折
●骨粗鬆症治療薬による高カルシウム血症低カルシウム血症深部静脈血栓症
■骨折予防
●二次性骨折予防のポイントは?
●グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症(GIOP)
●生活習慣病患者の骨折予防――糖尿病CKDCOPD
●ホルモン療法中の骨折予防――乳がん前立腺がん
●小児の骨折予防
企画:山本 佳久(帝京平成大学薬学部 物理薬剤学ユニット 教授)
医薬品は、有効成分が確実に効能効果を発揮できるよう、また患者が適切に服用できるよう、さまざまな製剤技術を駆使して設計・製造されています。そのため、さまざまな剤形が存在し、臨床現場では、小児や高齢者、嚥下困難患者、投与ルート、生活習慣などにあわせて、調剤や服薬の対応が複雑化しています。
本特集では、剤形ごとの特性や製剤技術の背景を整理し、服薬指導時の注意点や患者説明に役立つ知識のほか、新しい製剤技術なども交えて解説します。
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