調剤と情報 2023年3月号(Vol.29 No.4)
【特集】いまこそ学び直す! 脂質異常症とその薬
商品コード |
94378 |
編著 |
日本薬剤師会/監修 じほう/編 |
判型 |
A4変型判 |
発行日 |
2023年3月 |
ページ |
132頁 |
定価 |
¥1,870(税込) |
在庫 |
|
内容
●特集 いまこそ学び直す! 脂質異常症とその薬
動脈硬化性疾患は、生活習慣の改善や早期治療により予防が可能な疾患であるにもかかわらず、わが国の平均寿命と健康寿命の差が開く原因の一つにもなっているため、動脈硬化性疾患の発症・再発予防が重要なポイントとなります。
本特集では、『動脈硬化性疾患予防ガイドライン』が2022年7月に改訂されたことを受け、主なガイドラインの変更点を紹介するとともに、薬物療法に加え、動脈硬化性疾患予防のためにできる生活習慣の改善などを紹介します。
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目次
●特集 いまこそ学び直す! 脂質異常症とその薬
企画:曽根 博仁(新潟大学大学院医歯学総合研究科血液・内分泌・代謝内科)
◆新しい脂質管理目標と治療の概要―『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版』改訂にあたって
曽根 博仁
◆高LDL-C血症に用いる薬剤
藤原 和哉
◆高トリグリセライド血症に用いる薬剤
松林 泰弘
◆服薬指導と患者フォロー
植木 久輝、向後 麻里
◆薬局でできる脂質異常症対策(食事、運動、禁煙)
藤岡 由夫
◆脂質に対するサプリメント・健康食品活用のポイント
鈴木 浩史
今月の話題/日本薬剤師会
処方・調剤・保険請求のQ&A/日本薬剤師会
連載
●聞いてみよう 薬剤師の知りたいこと
世界が期待する薬局と薬剤師の役割 健康とウェルビーイングのためのセルフケア
中村 安秀
●全国各地の若手薬剤師をPick up 未来のリーダーたちよ、出てこいや!!
アスリートの権利とスポーツの価値を守るスポーツファーマシストとしてできること
松島 美菜
●薬剤師の対応力をUPさせるエビデンスあれこれ
児島 悠史、小原 一将
●新薬くろ~ずあっぷ
モイゼルトⓇ軟膏0.3%、1%
五十嵐 美里、後藤 伸之
●社労士×薬剤師と考える お金と制度のハナシ
患者の生活を支える障害年金について―公的年金制度の障害年金とは?
田内 一輝、鈴木 哲平
●食を踏まえた患者フォロー! 薬局栄養学のススメ
便秘
大野 伴和、三木 沙也佳
●今月のヒヤリ・ハッと・ホッとした話
澤田 康文
●まぜるな危険? 知って得するシロップ・ドライシロップの配合変化
ドンペリドンドライシロップ
細谷 順
●第55回日本薬剤師会学術大会 ポスター紹介
外来がん治療患者のフォローアップにおける治療方向性の一致に関する検証
丸田 勇樹、菊池 俊裕、酒井 理恵、中西 正人
Book Review
できる薬剤師はバイタルサインをどうみるか
News & Topics
日本薬剤師研修センターだより
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次号案内
●特集 リスクコミュニケーションとヘルスリテラシー
◆総論:リスクコミュニケーションとヘルスリテラシーの関係
◆リスクコミュニケーション編
・FDAにおけるリスクコミュニケーションの考え方
・医薬品情報提供とリスクコミュニケーション
・リスクコミュニケーション推進のためのPMDAの取り組み
・適正なリスクコミュニケーションに向けた 保健・医療情報資材の有用性評価の必要性
◆ヘルスリテラシー編
・患者の医薬品リテラシー向上と薬剤師の役割
・患者のヘルスリテラシーをどのように評価したらよいか?
・ヘルスリテラシーと添付文書理解度・副作用対処行動について
◆ヘルスリテラシー向上のための薬剤師の取り組み
・電子お薬手帳を通してヘルスリテラシー向上へ取り組む
・健康サポート薬局におけるヘルスリテラシー向上への取り組み
患者に安全な医療を提供する一つの概念として、治療のさまざまなリスクを理解・共有してもらい、互いの協力のもとに医療を行う“リスクコミュニケーション”が進められています。地域における健康サポート薬局として、健康相談や医療機関受診を促す役割を期待される薬剤師において、「リスクコミュニケーション」「ヘルスリテラシー」を理解することは安全な医療とセルフメディケーションを推進するうえで重要です。本特集では、「リスクコミュニケーション」「ヘルスリテラシー」2つの言葉の定義と基本を解説いただき、その関係性をどのように薬剤師業務に活かしていくかを紹介します。
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