月刊薬事 2012年9月臨時増刊号(Vol.54 No.10)
認知症の治療・ケアガイド
患者に向き合うための知識と実践
商品コード |
93448 |
編著 |
古田 勝経(独立行政法人 国立長寿医療研究センター臨床研究推進部 高齢者薬物治療研究室長)/編 |
判型 |
A4変型判 |
発行日 |
2012年9月 |
ページ |
200頁 |
定価 |
¥3,300(税込) |
在庫 |
|
内容
●この1冊で認知症の基本と臨床での対応がわかる!!
超高齢化社会を迎えるなかで、認知症の患者数も増加の一途をたどっています。薬剤師の病棟業務が推進される中、「私は認知症のことなんて知らなくていい」と言い切れる薬剤師は、いまやほとんどいないのではないでしょうか。
本臨時増刊号は、わが国で先進的な高齢者医療を提供している国立長寿医療研究センターの医師・薬剤師を執筆陣に迎え、「これ1冊あれば認知症の基本と臨床での対応がわかる」ように内容を構成。認知症の病態や治療・ケアはもちろんのこと、治療薬の特徴や使用時の注意点など、薬剤師として知っておきたいことを詳細に解説したほか、在宅医療の取り組みや、患者を支える家族の切実な訴えも紹介しています。
「認知症の方にはどうも話しかけづらい」、「ご本人やご家族に自分が何をできるのかわからない」という方も、本誌を読めばきっと明日から、前向きな気持ちで関われるようになるはずです。
▲ページの先頭へ
目次
第1章 わが国における認知症の現状
1.認知症の疫学と課題
2.わが国の認知症政策
第2章 認知症の病態を学ぶ
1.アルツハイマー病
2.レビー小体型認知症
3.突発性正常圧水頭症
4.前頭側頭型認知症
5.脳血管性認知症
6.軽度認知障害(MCI)
7.周辺症状(BPSD)
第3章 認知症の薬物療法を学ぶ
1.中核症状の薬物療法
2.BPSDの薬物療法
3.高齢者における薬物療法の特徴
4.認知症治療薬の特徴
5.製剤学的な特徴と剤形選択のポイント
第4章 認知症・認知機能低下患者への薬剤師の関わり
1.病棟における薬剤師の役割
2.感染制御における薬剤師の役割
3.褥瘡対策における薬剤師の役割-国立長寿医療研究センターの取り組みを踏まえて
4.認知症患者における褥瘡-単科精神科病院の場合
5.在宅医療における薬剤師の役割
第5章 認知症患者の看護・ケアを学ぶ
1.看護・介護
A.病院の看護・介護
B.在宅の看護・介護-認知症の方と接するということ
C.施設の看護・介護-チームアプローチの重要性
2.介護老人保健施設,グループホーム,ユニットケアなどでの認知症ケア
3.在宅での認知症ケア
第6章 患者を支える家族と地域から
1.患者と家族の生活を支える地域づくり
2.薬局や薬剤師さんへのお願い-認知症介護家族からの声
▲ページの先頭へ
関連商品
▲ページの先頭へ