ゆるりとはじめる精神科の1冊目

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ゆるりとはじめる精神科の1冊目

病気がわかる くすりがわかる

商品コード 53586
編著 別所 千枝、中村 友喜/編著
判型 A5判
発行日 2021年5月
ページ 440頁
定価 ¥4,620(税込)
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内容

●向精神薬の処方を見るとドキドキしてしまう人へ
●はじめての精神科にピッタリ!患者さんのギモンもすっきり解決
●患者さんとの「よくあるケース」で、何をどう聞くか、どう伝えるかがわかる
 
近年、病院でも薬局でも、精神科の患者と接する機会が増しています。向精神薬の処方意図がわからない、患者対応に関する悩み、副作用の評価が難しいなど、困った経験をしたことありませんか? 本書は、知っているようで意外に知らない精神疾患とその症状、向精神薬の使いどころ、副作用・相互作用など、押さえておきたい知識をわかりやすく解説。また、患者とのよくあるケースを描いた「ものがたり編」では、薬剤師視点で患者との接し方、話の聞き出し方など、明日からの服薬指導・患者対応に活かせる内容がリアルに描かれています。本書を読めば、精神科領域はもっと面白くなります!

 

※訂正情報

2021年11月2日

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目次

 第1章 総論
1 精神疾患をもつ患者との関わり方
2 患者とのコミュニケーション、どうとる?
3 医師の処方の考え方を知ろう
4 剤形の使い分け
5 ポリファーマシーの捉え方と対応
 
第2章 疾患編
1 うつ病
2 双極性障害
3 統合失調症
4 不安症
5 睡眠障害
6 認知症
7 せん妄
8 発達障害
9 薬物・アルコール依存
 
第3章 薬剤編
1 向精神薬の受容体プロファイル
2 注意したい薬物相互作用
3 現場でみられる主な適応外使用
4 抗うつ薬
5 気分安定薬
6 抗精神病薬
7 抗不安薬
8 睡眠薬
9 認知症治療薬
10 発達障害治療薬
11 精神科領域で使われる漢方薬
 
第4章 有害事象編
1 悪性症候群
2 錐体外路症状
3 セロトニン症候群
4 リチウム中毒
5 アクチベーション症候群
6 抗うつ薬による中断症候群
7 認知症治療薬による興奮
8 発達障害治療薬による不眠
9 高プロラクチン血症
10 水中毒
11 血栓塞栓症
12 不整脈
13 抗うつ薬による消化器症状
14 腸閉塞(イレウス、便秘)
15 誤嚥性肺炎
16 糖尿病
17 体重増加
18 下部尿路症状
19 スティーブンス・ジョンソン症候群
20 ベンゾジアゼピン系薬などによる骨折
 
第5章 精神科ものがたり編
1 抗精神病薬を減量したい
2 眠れないので、睡眠薬を増やしてもらえませんか?
3 不安が強く、いろいろと聞いてくるうつ病患者
4 この薬、たくさん飲めば死ねますか?
5 包丁を握りしめたせん妄患者
6 この患者さん、もしかして錐体外路症状?
7 これって認知症ですか?
8 打ち明けづらい副作用
9 統合失調症? それともうつ病?
10 いつも薬が余ってしまう患者
11 患者さんからの長電話
12 赤ちゃんが欲しいので薬をやめます
13 深夜に出会った素足の患者
14 ジェネリックなんて絶対に飲みたくありません!
15 体重が増えたの、薬のせいなんじゃないの?

 

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序文

【はじめに】

まずは本書を手に取っていただき、ありがとうございます。
本書を手に取られたということは、あなたは精神科の薬に興味があるか、困っているか、勉強しようと思われているのではないでしょうか。
精神疾患は、5大疾病の一つに指定されており、国民の誰がなってもおかしくない疾患です。しかし、精神科に対しなんとなく“とっつきにくい”感じや、もしかしたら“偏見”をもっているかもしれません。また多くの薬剤師が「精神科の薬は難しい」と思ったことがあるのではないかと思います。
精神科は治療がよくわからないうえに、同じ病名の患者さんであってもその薬物療法は患者さんごとに異なる、という点が難しいといわれるゆえんではないかと思います。しかし、現象には必ず理由があります。一見理解しがたく思える精神症状であっても、その症状が出現するには理由があります。そのうえで処方が組み立てられています。そのことがわかると、精神科という診療科がもつ深さや医師の処方意図がはっきりとみえ、患者さんに自信をもって対応できるようになります。
実際に、精神疾患の方と関わってみると”なんとなく生きづらい”感じをもっておられるように感じます。患者さんは日常生活、就労、結婚や出産など、病気や薬との付き合い方を日々悩んでいることでしょう。それならば医療従事者が! そして薬のプロである薬剤師が! いつでも気兼ねなく、なんでも相談できる相手になることができれば、患者さんの心の負担も軽くなると思います。
本書は、精神科薬物療法の入門から、もう少し深く知りたいと思っている薬剤師を対象としていますが、薬剤師以外の方でも精神科薬物療法に興味がある方なら、十分楽しんで読んでいただけるものと思います。本書によって精神科が「とっつきにくい」「難しい」から、「関わってみよう」「ちょっとおもしろいかも」へと変化するお手伝いになれば嬉しく思います。
本書の出版にあたり、精神科に関わる多くの先生方にご協力をいただきました。この場をお借りして、深くお礼を申し上げます。
令和3年3月15日
中村 友喜
別所 千枝
 

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